日本人こりあゆが韓国の大企業でアルバイトをした感想~現地の韓国企業~




みなさんこんにちは、こりあゆです!

私がキョンヒ大学を卒業する前、1学期分大学を修了し、半年間は塾に通ったりブログをアップグレードしたり企業アルバイトをしたりしていた事は皆さんブログやSNS、YouTubeを通してご存知だったかと思います。

その期間には私は簡単に「企業アルバイト」とだけ言っていましたが、実は韓国の有名大企業でアルバイトをさせて頂いていました!

どうしてインターンではなくアルバイトかというと、業務内容はインターンとほぼ同じなのですが韓国では規模の大きい大企業だと「公開採用(春と秋に行われる全体採用)」の際に公式に募集を出せないとインターンですら雇う事が出来ないため、

必要な人員をとりあえずアルバイトでという形だったのと、私が学生ビザの為形式的にはアルバイトの方が都合が良かった事もあり…アルバイトとして働いていたのでアルバイト兼インターンという形でブログではお話していました!

正社員採用枠やそういった形ではなかったため数か月の契約でしたし、本格的に卒業後社会に出る前の予行練習のような形でやりたくて志願したのですが、

これがまあ短期間でかなり鍛えられて…(笑)

今でこそ良かったと思えますが、アルバイトなのに大分ストレスも感じながらの勤務でした…!

大企業ってこんな感じなんだ、韓国の企業で働くってこんな感じなんだ…というのを改めて実感する事が出来たので、企業のシステムについてだったり働いた全体的な感想を綴っていきたいと思います!

※私が勤めた会社の感想になるので全ての韓国の大企業や会社がそうというわけではありません^^


 

「PCOFF制度」が導入されていた!

日本と同じく韓国も残業って結構あるイメージですが…それを無くそうと努力している会社も結構あるようで!

自動的に退勤時間になるとパソコンが切れる制度である「PCOFF制度」を導入している会社が会社の規模に関係なく結構あると聞きました(残業する場合はむしろ申請をしないと出来ない)

私はビザの規約上フルタイムで勤務出来ず退勤時の雰囲気がわからなかったので、退勤時間に本当に残業せず皆帰ってるのかな?と思って社員の方に聞いてみると「2年務めて1度も残業した事がない」との事でした。

 

退勤時間が決まっている分、更にパルリパルリが酷かった

凄く良い事だとは思うのですが、絶対残業をしないけれど業務量は多いので歩くのすら早歩きしていて(笑)

私は韓国のパソコンには一応、大学で文書作成もしてきたし自分でも韓国のパソコンを使っているし韓国に来たばかりの外国人よりかは慣れている方ではあるはずなんですが…

会社の同じマーケティング部署(韓国ではチームと呼びます)に30人程いる中、中国国籍の方はいても韓国育ちで技術職中途だったので新卒で完全な外国人は私のみ。

社員さん達からしたらかなり不慣れな外国人に映ったようで…(まあ実際そうなんですけど)ショートカットキー1つ使わなかったりすると

「効率が悪いからこうした方が1秒でも早いよ^^」

と毎回笑顔で注意されたのが怖かったです。←

 

フレックスタイム制&워라밸が素晴らしい

日本でもありますが、何時に出勤しても良くて出勤時間に合わせて退勤出来るスタイルはすごく良いなと思いました。

これ、結局残業の多い会社だったり、上司の目を気にしなければいけない雰囲気の会社だと早く出社した所で結局遅くまで仕事する事になりかねないのですが、

この制度と同時にPCOFF制度を導入していたため、退勤時間となればパソコンが切れるわけです。これは素晴らしい!と思いましたw

私がアルバイトで8時半出勤だったのですが、早い人は8時には出社して5時には退勤しているようでした。

韓国ではワーク・ライフ・バランスを略した워라밸という言葉がここ数年で一気に流行ったのですが、それが実現可能な会社でした。

 

社員はお互いに「様」呼びが基本

会社にもよるのですが、基本的に韓国の大企業や、韓国語で言う「職級のない水平的企業」をモットーとしている会社では社員同士で呼び合う際にフルネーム+様が基本のようでした。

これは社員の職級を少しでも無くし平等に、お互いを尊重するという意味でこうなったそうですが、呼び方だけ変えて結局何も変わっていない事がたまに記事になっていたりします。

そして私が今試用期間中ではありますが就職する事になった会社はそんな文化がないようなので、会社にもよるんだろうなあ~むしろ「様呼び」はお互いに距離を作る気がするなあと思いました。個人的にね。

 

まあそもそもの日本語の「様」と韓国語の「ニム」は重さ?ニュアンス?が異なるので日本語のようなイメージではなく「~さん」に近いようなニュアンスではあるのですが、それでも少し吃驚しました。

最初この会社がどういう感じかわからなくて社員さんを「~さん」にあたる「ッシ」で呼んでしまったところ、やんわりと注意されてしまいました。

にしても、チーム長や部長は普通にニムを付ければいいので楽でしたが…フルネームを何度も噛んでしまう人がいました、この場を借りて謝りますすみませんでした。←

それから写真は全く関係ないですが会社のトイレの数に驚いて撮ったものです(笑)籠りたくなる程快適で、一番ホッとする空間だったという…(笑)

メールでは総合的な連絡を、社員同士の簡単なやり取りは会社専用のチャットで

多分日本の会社ではあまり使う事ないんじゃないかなと思うのですが(そんな事ない?)、韓国では結構会社専用のチャットがあるのが普通だという事を知りました。

メールはメールで必要なので、全体的な業務連絡やファイルの大きなデータ交換はメールで、他はチャットでという形でした。

規模の大きくない会社だとカカオトークでも十分だという事で業務連絡もカトクでする事もあるそうですが、それだと公私混同してしまいますし、

私がバイト勤務していた会社は〇〇グループといった形で沢山のジャンルで色んな事業を行っている会社だったため、チャットが無いと収集がつかなかったと思います。

なので、名前で検索をかけると別の系列会社の社員ともチャットをする事が出来、海外支店の方ともチャットで連絡がし合えました。

その人が今勤務中か、通話可能か、退席中かが見てわかるSkypeのようなチャットで…それも返信はすぐに!求められる韓国なので自分が返信をする立場の時はせかされている気分でした(笑)

 

会社専用のメインページで全社員の…(笑)

業務連絡や、○○グループの○○の売り上げがどうのだとか、そういった情報が社員だけ見られるポータルサイトのようなものがあったんですが、

なんとそこに「今日誕生日の社員○○さん」と社員の誕生日が表示される欄があって、韓国らしいな~と思っていたら、

「本日○○所属の○○社員のお爺様が亡くなられました。ご冥福お祈り申し上げます」という表示もあり、私のいるチームでもなければなんなら私のいた所属の会社ではない全く別の会社なのにそんな事全社員数万人に公開されるのか…と驚きました…(笑)

 

言語は3か国以上出来るのが基本

就活の記事も書こうと思っているのでそちらに詳しく書きますが、韓国では英語がそもそも「全く出来ない」というのは就活でかなり幅を狭める事になってしまいます。

まあ、もちろん、業種にもよりますが…大企業となるとやはり基本はそうらしいです(横のデスクの社員さん曰く)

その為、私なんかはただのアルバイトとは言え身の程知らずな所で働いているなあ…と感じた事の1つに「社員はほぼ全員が3か国語以上が基本」出来る事でした。英語と母国語は出来て当たり前。

皆さん口では「英語?出来ないよ~」なんて言うのですが出来ないのレベルが違いすぎて(笑)圧倒されてしまいました。

私は英語本当に口だけではなく「出来ない」方に入るのですが、チームに英語→日本語の翻訳が出来るネイティブがいなかったため仕方なく私が簡単な翻訳をしたりした事があり、

この業務もし出来ないなんて言ったら相当恥ずかしい思いしただろうなあ‥‥カナダ行って良かったと少し思いました(笑)そんなに出来ないけど…(笑)

 

服装はかなりラフ。ジーパン、スニーカーで出勤もOK

これについてはまた書こうと思っていましたが、韓国の会社は服装がラフな所が日本よりはるかに多いのは出勤時間、退勤時間の地下鉄に乗るだけで一目瞭然です。

日本では常にスーツを着て、ネクタイを締めた会社員が多いですが韓国は半そで短パン、ジーパン、スニーカーで通勤が全然OKな会社がとても多いです(業種やチームにもよりますが全体的に、です)

大企業だったらまた厳しいんじゃ…と思ったら、初日に「そんなかしこまった服着てこなくていいよ~明日からスニーカーでおいで」と言われてしまいました(笑)

 

会社の規模が大きいからといって外国人雇用に詳しいとは限らない

これもまた、就活の記事にしっかり書こうと思っていた部分ではあるのでそちらで詳しく書きますが、

私は就活をする前「会社の規模が大きければ、外国人への対応(ビザ、バイト時の申請等)もしっかりしているだろう」を思っていましたがこれは違いました。

もちろん申請に関して慣れているのは間違いないですが結構「詳しくは知らない」人事の人が思ったより多いです。

私は今回ただのアルバイトですが一応申請が義務付けられているので(詳しくは以下記事へ)

2018年現在‐韓国で留学生がバイトをする際の申請書類が増えた件【資格外活動許可】

この申請のための書類などは基本的に私が全て調べて用意してほしいとお願いしました(お願いしたら迅速に対応してくれましたが)

ですが…あまりもう詳しく覚えてないんですが、勤務日や書類で問題が生じて結局出入国管理事務所に人事の人に来てもらわなければいけない状況になった際に、

私も知らず対応出来なかった事を「何故そんな事を今更言うんですか?^^」とまるで私のせいかのように言われ、更に数日分の給料がナシになる所でした…。

そこまで難しい問題ではなく、完全に人事の方が最初にチェックしておくべきだった事で、そして同時に私ももっと念入りに調べておくべきだった事で私だけの責任ではないのですが「あ、本当に何も知らないんだな」とその時思いました。

そして就活をしながら、規模は全く関係ないんだと気付いたのでまたこの話は別の記事でしますね!

 

上司には本当に何も言えないのだなと改めて…

あまり悪い事について書きませんでしたが…実は私がいたチームの一番上の方を私は心の中で「サイコパス」というあだ名で呼んでおりました。ええ。

ブログを知られてしまったために、リアルタイムで書けなかったのですが(笑)他のチームのチーム長は怒鳴っていたりしていたので、横のデスクの社員さんも「他のチームよりは全然マシ」と言っていましたしその通りでした。

一見にこやかで、穏やかなのですが、求めてる回答でないと顔が一瞬で真顔に変わりスルーをしたり、自覚はないようですが同じ言葉を3回繰り返す、という…私は接点ほぼなかったですし、一見普通なのであまり害のないサイコパスでした(おい)

 

が、バイトを初めてしばらく経ってから私がバイトで入った記念にと同じチームの数名とチーム長と一緒にランチをしたのですが、その席でそのサイコパスがにっこりしながら

「ところで、あゆみさん。日本が嫌いな国ってどこですか?」

「・・・中国とかかなあ?気になるなあ、教えて下さい」

と聞いて来たんですよ。ニコニコすごく楽しそうに(ちなみにこの日からあだ名をサイコパスに決めた)

 

まあこんな事がある事くらい、外国人のいない職場では有り得る事だとわかっていたし、もう大学で嫌という程こんな事あったし、むしろ韓国人の友達に似たような事言われた時よりはよっぽどマシだと感じました。

私が驚いたのはそのサイコパスの発言よりも、その直後の社員さん達の反応です。

誰1人として口を開かず、誰も私をフォローしてくれる事なく、すごく嫌な雰囲気が流れる中私はただ「モルゲッソヨ」と言いサイコパスに負けじとニコニコするしかありませんでした。←

唯一普段あまりにこやかでない社員さんが「えーい、そんなの言えるわけないじゃないですかあ~チーム長ったら~」とフォローなのかよくわからないフォローで質問をかわしてくれただけでした。(その席が終わってからも何のフォローも無し)

誰が悪いとかではなく純粋に、ああ、社会に出たら上下関係ってこうで、上の人には何も言えないものなんだな、そしてビジネスパートナーとは割り切る部分が必要だなと心を決めた瞬間でした。

そしてそれと同時に、絶対韓国では身近に外国人のいる職場に勤めたいと思いました(笑)今となっては良い経験でしたけどね。

 

エクセル、パワポ、ワード作成に厳しい

私は大学での文書作成があったのでPPTとワードはある程度触れますが、エクセルに関してはあまり…というかほぼ初心者でした(とにかく数字や表が苦手なのもあり…)

それは伝えておいたのですが、むしろその作業が結構多く…基本的に韓国の学生はインターンをしたり会社でバイトをしたり塾に通ったりしてこれらの作業は全て出来る状態で入社をするので、

それと比べられてみっちり鍛えられたのが良い経験でもあったのですが…(とは言え今でもまだ苦手…)

1行でも文字が左に寄っていたり、色がついていなくてわかりにくい部分があると、翌日「あ、これ修正しときましたから^^」と細かい部分が完璧に直されたファイルが送り返されていて、

自分の無能さにああああ!となったり、韓国ってPPTのデザインだけじゃなくエクセルでも見た目にこだわるのか…と色々学べた経験でした。

PPTを使う機会はあまりなかったものの、韓国の会社で働くとなった場合は大学での経験にかなり助けられそうだなと思いました。

 


 

と、長くなりましたが私の企業アルバイトの感想は以上です!

このアルバイトの後、私はさっさと辞めて就活をするつもりでいたのですが…やたらと「チーム長によく見せるために少しでも毎日沢山データを提出しなさい」と上の人に言われていて何の事やらと思っていたら

正式に採用型インターンとして雇う事は出来ないのかとチームの方が人事チームに掛け合ってくれたそうで。。。上にも書いた通り公開採用で公式に公示を出せない限りは出来ないとの事で数か月のみで終了。

正直それを言われてほっとしたというか…確かに客観的見ると良い部分も多い会社の構成ではありましたが…私は今回のアルバイトは今後の為の過程として選んだ物であったし、この経験で大きな組織で働く事は私には合わない事に気付き、そして自分に合う企業のスタイルを見つける事がとても大事だなと思いました。

就活をしながら、私の能力不足ももちろんですが特にビザの問題が大きくて苦戦した時もあり疲れ果てていた時も、それでもここで働けていたら…という考えには至らなかったかなあ。

自分に合う場所を見つけるためにも色んな経験が必要だなあと改めて。

しかし…バイト自体は沢山経験がありますしインターンもした事があるものの、しっかりとした企業でのバイトをした事はなかったのですっごく良い経験になりました!一皮は剥けなかったけど、3分の1くらいは剥けたかもしれない(笑)

 

書きたい記事は山ほどあるのですが…特に就活系の記事は早めに書きたいと思っているのでしばらくお待ち下さい!

そして私の就活の結果、現在についての記事も近いうちに書きたいと思います!

それでは次の記事でお会いしましょう、さらば!

 




ABOUTこの記事をかいた人

こりあゆ。1993年6月11日生まれ。海外生活7年目、韓国生活6年目。2009年冬16歳の頃、韓国語を独学で勉強し始め半年後高校の夏休みを利用し1カ月短期留学。それからも独学で中高級まで終わらせ、高校卒業後18歳で渡韓。2012年9カ月間延世大学語学堂に通い卒業、2013年キョンヒ大学に正規入学し文化コンテンツ学専攻。夏休みを利用しフィリピン短期留学や、大学を休学しカナダ留学を経て、現在韓国で4回生をしています。