みなさんこんにちは、こりあゆです。
アメブロを始める前のブログを知って下さっている方(といってももう9年前~なので知らない方がほとんどかと思いますが)はご存知かもしれませんが、
元々は韓国語の勉強を兼ねて、韓国語でネットで芸能情報だったりビューティー情報を得てそれを共有したりするブログから始めたブログだったので、
結構昔の練習生についてなんかは知っている方だったのですが、
知っている人は知っている、少女時代デビュー組にいて実力派、ナチュラル美人SM練習生として有名だった「ステラ」という子がいました。
デビューを諦めて長い月日が経った最近、インタビューに答えていたり少女時代のメンバーと一緒に番組に出ていて当時の事を振り返っていたので、
彼女の現在や当時のSMエンターテイメントの練習生事情をまとめて、更にインタビューからも改めて感じられた韓国の異常なまでの美の執着についても記事にしようと思います。
まず「ステラ」はどんな人かというと、上にも書いたようにあの国民的アイドル少女時代のデビュー組として大手SMエンターテイメント所属の練習生でした。
写真はデビュー前の少女時代のメンバー達。少女時代としてのデビューは逃したものの、後にT-araでメインボーカルとしてデビューしたソヨンの姿もありますね(左上2番目)
ステラは前の列の真ん中。こう見ると、当時ネットで話題になるだけある美貌ですよね!
ステラは韓国で生まれ、4歳でアメリカに渡りました。(国籍は韓国なのかアメリカなのか不明)
アメリカで中学に上がった時に、友達を通じてK-POPを知り、当時大人気だったBOAとH.O.T(両方SM所属)にハマったというステラ。
そして長期休みを利用して韓国に遊びに行こうと飛行機に乗った彼女は、なんと飛行機でSMエンターテイメントの関係者と出会いオーディションを受ける事を勧められます。
ステラ自身はとてもオーディションを受けたかったのですが、まだ中学生だった彼女を芸能事務所に入れる事を両親は反対、その時は諦めざるを得ませんでした。
が、なんとその次の年に、スカウトされた時と同じSM関係者とまた出会う機会が。今度こそはと両親を説得し、学期中はアメリカで勉学に励み、長期休みの間だけ韓国に渡りトレーニングを受けるという形にしたのだそうです。
その当時の練習時間は、毎日朝10時から約13時間。
そして当時から(少なくとも少女時代デビュー前なので2007年以前)SMでは海外デビューを見越した外国語教育を行っていたため、
ステラ自身英語はネイティブレベルなのにも関わらず中国語、日本語も習ったといいます。
そして他にも、沢山の人達の前で話すトレーニング、演技、ジャズダンス、ヒップホップ、バレエなどの授業があったとの事。
中でも衝撃的だったのが、ステラのインタビュー記事(2016年)で出てきた「韓国の美に対する執着」の話。
(記事元:https://www.huffingtonpost.kr/2016/03/24/story_n_9537864.html)
韓国のアイドル練習生が事務所に体重を管理されるのは有名な話ですが、ステラ曰く当時のSMでは、
毎週「プロフィール撮影」というものがあり、色々なアングルで写真を撮った後にこれは太って見えるから別の角度がいいだとか、そういう評価を受けるものがあったそう。
そして少し太っている見た目の子達は、並ばされて体重計に乗らされ、全員が見ている前で体重をバラされ、その子達は次の週までに体重が減っていなければまた皆の前で指摘されていたんだとか。
ステラはほぼアメリカで育ち、アメリカでは自分達の体型を受け入れる文化だったため、これには驚いたそうです。
「当時の韓国の芸能界は物凄い競争率だったため、誰もが同じように痩せていなければいけなかったし、もっとうまい人や綺麗な人と常に比較されなければいけなかった。そんな誰かの基準に従うのは嫌だった」
とステラは言います。
そして更に彼女は韓国の整形文化にも驚いたといいます。
「ニキビが出来て皮膚科に行くと、必ずプチ整形を勧められた。最初は顔に何かをするなんておかしいと思っていたけど段々、周りがやっているからやってもいいかと思うようになっていった。結局はやらなかったんだけどね」
これらの韓国の異常なまでの美への執着を見て、ステラ本人も辞めたいと思う事が多々あったそうです。
そしてついに、少女時代としてのデビューがほぼ決まるも、両親の強い反対でなんと契約が出来ず、デビューを諦める事になってしまいました。
SMの歌手が好きになり韓国に遊びにいこうとしたらなんと飛行機でSM関係者に出会ってスカウト、練習生へ―
こんな夢みたいなシンデレラストーリーから、デビューが出来なかった事で、彼女はどん底に突き落とされる事になってしまいます。
少女時代がデビューするまでには、実は何度も何度もメンバーの調整がされていました。
結局、彼女無しでデビューする事になった少女時代は、デビューするやいなや大ヒットの連続。
自分があと少しでその場にいたかもしれなかった舞台に立てず、自分とずっと練習を共にしてきた仲間たちは脚光を浴びていて。
とても悔しかったとステラさんは語っています。
そしてそれだけではなく。
アメリカに戻ってニューヨーク大学に通ったステラは、新しい生活を謳歌しようと意気込み友達も沢山作って最初は良かったのですが、
韓国人学生の多いニューヨーク大学で自分が少女時代のデビュー組だったことがバレて
「思ってたより可愛くない」「太った」などと噂され、だんだん1人で家にいる時間が多くなり、ついには摂食障害で酷い時は背が175センチなのにも関わらず体重がたったの40キロにまで落ちてしまったといいます。
絶望の中、休学し韓国で摂食障害の治療をしながら、自分で自炊をする事を始め、食べる事の楽しさを知ったというステラ。
それから大学の専攻も食品栄養学へと変更し、自分が経験したからこそ女性が自分自身の姿を楽に受け止められるように手助けをする事に興味を持ち、今現在食品やビューティーに関する寄稿の仕事をしているそうです。
昔の事をステラは振り返り、同インタビューでは「両親が契約をしないでくれて良かった」と答えていて、
「確かにスポットライトが恋しかったりしたのも事実。でも今そういう仕事をしている友達を見ると、美のイメージや人から評価される事に苦しんでいるのを見る。私にとってそういう事は、健康的ではなかったかなと思う」
色んな経験を経たからこそ「自分を愛す事が一番だ」と答えていました。
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