こんにちは、こりあゆです!
今日の記事は今までの芸能記事とは一味違った芸能記事です。
事実を基盤とした「リアルな妄想」をして楽しんでしまおうというコーナーです、誰得でしょうか。
私得です!!!!!!(何)
最近デビューした韓国のアイドルグループって、結構事務所内でオーディション番組をして少し露出をした上でのデビューだったりメンバーの何人かがオーディション番組出身だったり…という形が凄く多いと思うのですが、
確かにこういう形だと、努力を知っているからデビュー後も応援したい!という気持ちにもなりますし、オーディション番組が大好きな私から致しますと、もうどんどんやってくれ!!!という気持ちです。
でも、一昔前の韓国のアイドルやアーティストで興味を持ってしまった私は、同時に韓国の練習生文化に非常に興味を持ったので、
デビュー前は完全にベールで包まれていて謎だった練習生達が、実力、美貌、全てを兼ね揃えたアーティストとしていきなりデビュー舞台に上がるのを見るのがもう、堪らないんです…!
私的にはガールズグループの中ではBLACKPINKがこういった面においてはピカイチでして、
特にデビューから1年程は無駄なメディアへの露出を控えていて、ある意味では神秘的でミステリアスな感じを感じさせる売り出し方には大成功したと思っています。
2年前にデビューし、今では舞台の上でキラキラ輝いたパフォーマンスを魅せてくれているブラックピンク。
今やもうInstagramのフォロワー1300万人超えで海外のアーティストともコラボする等、海外での成功ももう目と鼻の先。
彼女らは今結果的にはアイドルを目指す人達が羨む存在になれた訳ですが、
YGという韓国の3大芸能事務所での練習生活はかなり過酷なものだっただろうと思いますし、最後まで練習生として残りデビューメンバーに選ばれるってどれだけ凄い事か…。
BLACKPINK本人達もデビューしてすぐのインタビューで「オーディション番組よりももっと冷徹なサバイバルを勝ち抜いてきた」と話していました。
そんなBLACKPINKのメンバー4人の練習生時代を、今までのメンバー達のインタビューや、YGのオーディション番組等を元に推測していきたいと思います。
それではスタート!
まず簡単に、BLACKPINKメンバー4人の入社時期を整理したいと思います。
目次
2010年8月 キムジェニ(JENNIE)練習生としてYG入社【練習生期間6年】
今から8年前、ジェニはBLACKPINKのメンバーの中で一番早く練習生としてYGに入社します。
YGが積極的にオーディションを行って練習生を迎え入れ始めたのが2010年からなので、ジェニがオーディションを受けたタイミングがかなり良かった上、(※ジェニの生い立ちについてはもう少し詳しくこちらに書いています)
ニュージーランドでの留学を終えてすぐにK-POPアーティストを目指して韓国に帰国後、YGに受かってしまうのですからまさにとんとん拍子。
ただ大手の事務所は、練習生の入れ替わりがかなり激しいため、仲良くなった練習生もどんどん脱落、クビになっていくのでそんな中で生き残るのはかなり難しかったはず。
そんな中ジェニは、社長にも気に入られ、且実力も伸ばし「ラップ」「歌」「ダンス」基本的に平均以上は出来る期待の練習生としても成長していきました。
2011年4月 ラリサマノバン(LISA)練習生としてYG入社【練習生期間5年】
タイでもダンスを習っていたリサは、タイ現地で講演をみたYGの新人開発チームからスカウトされる。
同じチームには今現在JYPで活躍中のベムベム?(日本語ではベンベン?)がいる事で有名ですよね。
あまりのダンスの上手さから「凄いダンスの上手い子が来た」という噂を聞き、数か月先に練習生として入社していたジェニが「そんな上手いっていうならお手並み拝見しようじゃないの」と見てみた所、
一度見たダンスはすぐ覚えるし本当に上手くて驚いたという程。
2011年7月 キムジス(JISOO)練習生としてYG入社【練習生期間5年】
ジスはYGのオーディションで「好きなアーティスト」を聞かれてSM所属の東方神起と答えたそうですが(笑)ビジュアル担当として入社したと予想。
後にYGのコンサートに非公開練習生として見に行くと、会場でSMエンターテイメントからスカウトされたというのは有名な話ですね。
普通に学校でもお姉さんと一緒に美人姉妹として有名だったそうなので(お姉さんは女優のハンヒョジュ似らしい)、ジスが練習生になった事は皆納得だったかとは思いますが、YGというのは結構意外だったんじゃないかと思います。
ジェニも実際にジスが入って来た時、こんなに可愛らしい顔の子がYGに入ってくるなんて~と吃驚したと語っています。
2012年5月 パクチェヨン(ROSE)練習生としてYG入社【練習生期間4年】
オーストラリアに当時住んでいたロゼでしたが、お父さんから「YGオーディションがオーストラリアである」という情報を聞き、参加すると合格→韓国へ。
メンバーの中では一番遅く入社しましたが、ロゼが最初は韓国語より英語の方が楽だったという事もあり、ジェニが英語で話しかけてくれて助かったという話をしていました。
特に「YGで生き残る方法」なんかもジェニが教えてくれたと言っていたのですが、そこ、気になりますね~いつか明かしてほしいなと思ってます(笑)
さて、この4人が練習生生活を初めてまだ数か月~1、2年くらい経った2012年に、早くもYGから新しいガールズグループを輩出するという話が出て、公式にもそういった発表がありました。
どこの事務所もそうらしいですが、YGでも練習生の間で「そろそろデビューの話が出てきたらしい」という噂はすぐに回るそうなので、そういう時期はいっそう雰囲気がピリピリするとの事。
それはそうですよね、誰だって早く夢を叶えたいのだから、早くデビューがしたいはず。
そんな中、この4人の中でYGが公式で「ニューガールズグループのメンバーだ」というのを少し濁しつつ紹介したのがジェニとリサ。当時一番デビューに近いと思われていたメンバーがこの2人だったと思います。
もう既にこの新しいグループの名前も決まっていて、
それが当時はBLACKPINKではなくPINKPUNK(ピンクパンク)だったわけですが。
こんな公式にグループの名前まで公開し、メンバーも少しずつ公開していたのだから、
YGファンも練習生も誰もが「もう新しいグループがデビューするんだ」と思っていたし、この2人も練習生期間2年足らずでデビューが決まるのだと確信していた事でしょう。
まあ、このデビューの約束は守られる事がなかったわけなんですが。
酷い話で、そこからこのガールズグループがデビューする事なく、全く詳細を明かしてこない。
もしこの時デビューメンバーが決まっていたとしたら、2012年に練習生になったロゼは多分入っていなかったでしょうからロゼの事を考えると良かったのですが…
よくある事ではありますがこの時のデビューの話はなかった事になり、当時デビュー候補に挙がっていたであろう練習生達も1人、2人とどんどんいなくなっていきます。
そんな中ジェニは唯一YouTubeに公式で2013年にもう一度「ニューアーティスト」として紹介されている上、
あのBIGBANGのGDRAGONの名曲でコラボもし、他のアーティストともコラボしながら着々と経験を積んでいたので、
事務所もさらさらこんな人材をクビにする気もなかっただろうし当時デビューほぼ確定だったのはジェニだけなのではないかなと思っています。
あれだけデビュー前から悪い噂が付きまとっていたジェニですから、いくらYGでもデビューしても元々評判が悪いのではグループの評判に関わるのだしそれが事実であろうがなかろうが退所させるという選択もあったはずですが、
それでもクビにならなかったのは相当本人が努力をし、そして実力がその分伴っていたからなのだろうと思います。この件についてはまた記事にしたいと思っています!
練習生生活って私達は経験した事がないので結構未知ですが、色んなアイドルが練習生時代を振り返っているインタビューを聞くと、大手に限られますが「お小遣いが貰える上、自由時間も多少ある」のだなと推測しています。
(JYPではありますが)スジが練習生時代によく休憩時間に行っていたカフェやトッポギのお店を紹介していた事があったのですが、
そんなノリでYGとJYPの練習生同士集合したのではないかなと個人的に思っているショットがこちら。
JYP練習生で現TWICEのナヨンと、ジェニ、ジスが練習生時代にカフェで撮った写真。
なんだか他の事務所の練習生とも交流があって、一緒に励ましあいながら頑張っていたのかなと思うとほっこりしますよね!
お互い後にこんなビッググループのメンバーになるなんてこの時は想像もしていなかったでしょう…!
ジェニはソロ曲を出し人気歌謡で1位に、そしてその1歩後ろでは同じくトップアーティストとして活躍中のナヨンが嬉しそうに喜んでいる、素敵なシーンですよね!
2013年以降、ちょくちょくの広告のモデルを務める等という活動はあったものの公式的には特に音沙汰がなかった4人の練習生ですが、
裏ではいつデビュー出来るかわからない状況でひたすら毎日練習に耐えて毎月事務所で行われる「月末評価」のための練習に没頭する日々を送っていました。
月末評価とは、韓国の芸能事務所であればどこもあるといわれているシステムですが、月に1度練習生がしっかり練習をしたのか、先月に比べてどのくらい実力が伸びたのか、チームとしてやっていくのに適している人材なのか、等判断される評価試験の事で、
まあつまり、デビュー出来るか出来ないか、そして所属契約を継続させてもらえるのかにかなりかかわる評価です。ヘマすればデビューどころかクビ。
ジェニのVライブで珍しく「月末評価」について言及していたので抜粋します。
「月末評価は、本当に…冷徹な世界でした。
毎月末に、全てのYGのプロデューサーの方達、そしてたまにアーティストの方、そして社長が必ず来て評価されるのですが、
ソロ曲1つ、チーム曲1つ、ダンス曲1つを準備しなきゃいけないのですが・・・やる事が、本当に多かったんです。
衣装も決めないといけないし、グループも決めないといけないし、パートも分けないといけないし、歌も何歌うか決めないといけないし、MRも作らないといけないし、ダンスも自分達で作らないといけないし、そのダンスを練習しなきゃいけないし、中間評価も受けないといけないし、毎月撮るボーカル映像も撮らないといけないし、ポッピングの映像も撮らないといけないし、クランプの映像も撮らなきゃだし、写真も撮らなきゃだし…
とにかく毎月毎月やる事が多かった。
その当時は、自分がやらなければいけない立場だったからしんどいのかどうかもよくわからなかったです。
ほら、学校に通うのだって、通っているから通っているわけで、私が何故学校に行かなきゃいけないのかって考えないじゃないですか。
こんな生活を・・・・6年間送りました。」
これを毎月、この生活を4~6年間ずっと送ったメンバー達の努力は計り知れません!
ただこの日々を頑張れば必ず輝く未来が待っているかといえばまたそれは約束されていないし、まず自分がデビュー出来るかどうかもわからなければ、デビューして成功するとは限らない。
それでも自分はこれがやりたい事で好きだから苦痛じゃない、頑張れる!っていう練習生は沢山いるわけですが、好きで続けられるという事はまず基本で、毎月の評価で期待以下だった場合は戦力外となりクビになるわけですよ。
最近放送中のYGのニューボーイズグループ選出のためのオーディション番組「YG宝石箱」でも練習生がクビになるシーンが出ていましたね。
どれだけやる気があったって、戦力外だと判断されてしまえばそこで夢は絶たれてしまうのに、この4人は数年間そんな生活を続けた上でこの厳しい評価でプロデューサー達が認める程実力を伸ばし続けてきたわけです。
きっとBLACKPINKとしてデビューする候補だった子達も毎月月末評価を行う度に、なかなか上手になれない子達はクビになったり
ジェニのように万能でもきっと「その癖、直せって言ったよね?来月までに直しなさい」と言われ続け、
リサのようなダンサーはダンスで高評価でもきっと韓国語の発音や歌唱力に対する指摘は毎回あったのだろうと思います。
それを毎月、そして何年も耐えつつ、直すべきところは毎月確実に直す事が出来る努力が出来てその能力があるメンバーだったからこそ、最終メンバーに選ばれたのだろうな、と思いました。
そして意味深なロゼがジェニに教えてもらったという「YGで生き残る方法」ですが、
個人的に多分練習云々の話だけではないんだろうなあと思っています。
もちろん、練習という面でも、この間放映されたYG宝石箱第2話で日本人練習生の子に社長が「その踊り方は古いから、早く今のトレンドの踊り方を身に付けなさい」と言っていたように
韓国ってトレンドにかなり敏感で且コロコロ変わるので、ダンスや歌声、歌い方のトレンドが変われば練習する側はそれに合わせていく必要がある。
新しいものについていけない子は要らないと思われる可能性もあるので大手で生き残るためには練習面でも常に求められたものについていきこなす必要があったと思います。
ですがまずそれ以前に、韓国の3大事務所を退所した元練習生がたまに感想を述べているのを見ますが「事務所の人達に反感を買うと不利になる」というような発言もしていましたから、
まだ10代の若い子達ですが、教育以外でも普通に練習生としての生活をしながら相当マナーや上下関係には気を使わざるを得なかったのではと思うので社内での好感度が下がらない為の努力は欠かせなかっただろうと推測してます。
それが出来ない程の素行の悪さでは最近の練習生の競争率では勝ち残れないのかなと勝手に私は思っていますね…10代なのに求められる事が多すぎますね~…凄い世界だわ。
デビューにかなり近づいた時期の写真で、5人で映った写真が残っています。
衣装を着てメイクもばっちりしている事からこれも月末評価の時の写真じゃないかなと思っているのですが、現BLACKPINK以外の1人は前にも記事で紹介したI-DLEというグループのミヨンちゃんですね。
これだけ最終メンバーに近づいたのにも関わらず、何らかの理由(噂が事実で解雇されてしまったのか自ら辞めたのかははっきり明らかになっていません)でデビューを逃す事になってしまったのですから、
※ミヨンちゃんのいるI-DLEについての記事はこちらから。
この事からも誰がいつどんなタイミングでデビューが中止になるか予想出来ない状況だったと考えられますね。
今の4人は本当に頑張ってきたんだなあ…
そして事務所は事務所で、今回のYG練習生のオーディション番組YG宝石箱で明かされていたこの事実↓を単純に当てはめると、
YGの新ボーイズグループの為のオーディション番組YG宝石箱が面白すぎて久々にハマれそうな構成。YG社内内部やら、実際に練習生が戦力外通告されクビになるシーンも撮影されていてかなりリアル。今1番デビューに近いとされるチームの練習生1人当たりの練習、授業等にかかる費用は年間1億ウォンだそう… pic.twitter.com/d1rty1DfDk
— こりあゆ@韓国ブロガー (@ayumi611) 2018年11月17日
4人の練習生期間は合わせて20年で、この4人を選出するまでに脱落した練習生の事を含めると、
BLACKPINKというグループを生み出すのに最低でも20憶ウォンかかっているという事ですね。
練習生も凄いけど、事務所もさすが大手…。そしてデビューが大大大成功、20憶ウォン投資した甲斐ありまくりですな。
と色々思いつくがままに語りまくってしまいましたが、
【結論】
BLACKPINK最強最高である!という事が言いたかったのであります。
さあ、いかがでしたでしょうか!
そもそも私がオーディション番組のようなものが好きな理由は、番組構成が好きなのと、夢に向かって頑張ってる子達が成長していく姿が映し出されていて、違う世界で頑張っている人を応援する事が好きだからなのですが、
BLACKPINKのようにデビュー前の情報があまり無く、且つデビューした後もカムバックの数は少ないし私生活をオープンにするような事もほとんどない、謎に包まれた大人気グループは一体どれだけ努力をしてきたんだろうか…と調べつつずっと妄想してきたので(色んな意味で変態がヤバい)
今回は皆さんに共有したくて記事にしてみました。完全に自己満足です(笑)
楽しんで頂けたら嬉しいです!
それではまた次の記事&動画でお会いしましょう、さらば!
出来るだけ1週間に1度はYouTubeに動画をあげられるようにコンテンツ作りをしています。もし良かったら動画の方も覗いてみてください&チャンネル登録をどうぞ宜しくお願い致します♡