PRODUCE48初放送まとめと感想~日本のアイドル文化と韓国のアイドル文化~




みなさんこんにちは、こりあゆです!

昨日6月15日夜11時、ついにPRODUCE48の初放送日でしたね!

私はPRODUCE101シーズン1、2に関しては事前にどんな練習生が出演するのか、など初放送の前にチェックしていたくらいだったのですが、この日は普通に忙しい日だったのもあれば、

私が唯一ハマりにハマってしまっているあのBLACKPINKのMV公開の日だったのもあって、優先順位的には「11時に間に合えばリアルタイムで見よう、そうでなければ次の日見ようかな」くらいだったのですが、

 

結論から言うとリアルタイムで見て良かったです!

 

もちろん期待はしていましたが、正直不安でもありました。韓国語で言えば“기대반, 걱정반”でしたね。

そもそもあまりAKBグループのようなアイドルは韓国では馴染みがないので、到底「日本のアイドル文化」が韓国側に受け入れてもらえるはずないのでは、という不安と

韓国側の子達はデビューしていない(例外もありますが)練習生が出演するのに対し、日本側がまだAKB「研究生のみ」の出演ならまだしも普通にデビューして活動している子達が出演、

ちょっとあまり理解の出来ない部分が多く「私の好きな番組が、違う方向に行ってしまったら残念だなあ」という思いから不安もあったのですが、

さすがです、きちんとまとめてきてくれてるじゃないですか!(何目線)

 

私は正直オーディション番組「アイドル学校」はとても緩い感じにサバイバル感を感じられずとても残念だったので、厳しさは残ったままで正直ホッとしました。

本当に期待以上の初回だったので、個人的な感想を書いていきます。ド素人の個人的な感想なので、もう見た皆さんには共感して頂けたら、そして見る気のなかった方にはふーんと思って頂けたらと思います(笑)

まだ見ていない人はネタバレになるかもしれないので閲覧注意です。

 

また下の2つの記事も参考までに読んで頂けたら嬉しいです!

PRODUCE101の人気が韓国でどれだけヤバかったのか現役韓国大学生が語る。

こりあゆが考える「韓国のアイドルと日本のアイドルが求められるものの違い」

 

 





 

さて、プロデュース48の前半は普通に101シーズン1、2と同じように事務所の子達別に席に着席するところから始まります。

ほとんど韓国の子達が着席したところでAKBの子達が一斉に入ってくるんですが、最初は正直ちょっと違和感がありましたね~(笑)

そしてここで初めて、AKB、SKE、NGTと区分を分けての出演なのを知りました。韓国サイドは事務所別だったので日本側はこんな感じなんですね。

私は結構AKBの子達は韓国語を、韓国の練習生は日本語を、わからなくても単語だけでも覚えてコミュニケーションをどうにか取ろうとしている姿が良かったかなあ。

 

審査が始まると、やっぱり韓国はデビューをしてない練習生なのにも関わらず実力派ばかり、日本組、圧倒されまくります。

特にあのJYP出身のイ・チェヨンちゃんはさすがでしたねー!素人から見ても、目が離せないですから…。ちょっとJYP出てしまったのが勿体ないくらいです。

TWICEには残念ながら入る事が出来ませんでしたが、さすがJYPで練習を重ねただけあって超実力派、もちろんAランクへ!

妹のチェリョンちゃんはまだJYPに残っているようですが、チェヨンちゃんは事務所を移った事が吉と出る事を祈ってます!頑張れー!




 

歌唱力、ダンス、こんなに上手なのにAを貰えずB,C止まりの韓国の子達の審査を見て、日本組、唖然。

私は個人的には、AKBグループの子達がデビューをしているからとあまり気取ることなく、低姿勢でいる事に好感持ちました。

「韓国下手な人がいない」「やばすぎるすごすぎる」「日本に帰ろう」「生まれるとこからやり直そう」と皆して大騒ぎでした(笑)

 

ちょっと途中途中「え、無理無理あんなの無理」「フリーダンスとかできない」と弱音を吐いている子がちらちらいて、こうだとわかってて来たんじゃ…と思わなくもない所もありましたがその反面、本気が伝わる子達も沢山いました。

 

そして日本のAKBグループの子達も準備したステージを披露するのですが‥‥

ファンの方には申し訳ないですが、いくら愛嬌や楽しませる事が大事なのが日本のアイドル文化だとはいえ、最初の方に出てきた子に関しては正直見ていられないくらいでした…。

さすがに、振り付けが揃う揃わないの問題以前に、振り付けがなあなあなのは韓国のオーディションでは落ちて当たり前の失態ですからね…。韓国組にも数人いましたが。

 

中でもまだ番組でフォーカスされた、HKTの子達のステージはまだ他の子達よりも振り付けが合っている…?ように見えたのですが、よく見たらこれHKTの曲なんですね。

PRODUCE101シーズン1、2、そして今回とデビュー経験があるメンバーが数人いたとしても、自分達の持ち歌を披露するのはタブーなのが暗黙の了解だと思っていたのですがこれはアリなのでしょうか…?




この子達まで見終わったあのスパルタ講師のべユンジョンさんもついに酷評を…。

「あなたたちは既にデビューをしているというのに…一体何で(何を基準に)選ばれたんですか?」と問い、雰囲気が凍りました。

 

ここで日本のアイドル文化の話が出て、審査員の方も韓国の練習生達も、日本のアイドル文化について理解し考える時間が設けられます。

「日本のアイドルは愛嬌を振りまいて、盛り上げて、ファンをとにかく楽しませる事が仕事であり、そういうエンターテイメントだ」という事をわかってもらえるようなVTRと、

韓国の審査員、練習生達も本当に文化が全く違うんだなと一応理解をする事が出来たシーンがあったのが、私は良かったです。

 

まさか私はここできちんと日本のアイドル文化が紹介されるとは思っていなかったので、この展開は良かったかなと思います。

というかここで、個人的に吃驚したんですが‥‥

 

 

AKBグループって、レッスンやトレーニングをプロから教わらないんですね…。

 

 

「先輩たちを見て見よう見まねで自分達で練習する」と言っていて、吃驚しました。

これは、この子達のせいではないじゃないですか。「基本がなってない」と言われたって教えてくれる人がおらず、

先輩に教わっても先輩も素人に教わった素人なのだから、しっかりした基盤が出来るはずがないのです。

 

秋本さんは天才と言われていますが、本当に凄い人だと思います。

元々なかった概念を作り出すって物凄い事ですから、日本のアイドル文化を変えて新しい風を吹かせた人で、本当に凄い人だと思うんです。

でも、この子達の言う通り本当に誰もプロがつかずにトレーニングを行っていないのだとすれば、ビジネスとして大成功したけれど、この子達個人の未来はあるのだろうかと少し思ってしまいました。。

会食でタッカンマリ食べてる場合じゃないよ秋本さんwwwwwwwwwwwwwwwちょっと美味しそうだったけどさ‥‥

 




で、何だかんだで日本のアイドル文化の話が終わったあと、私が一番ホッとしたのは「審査は厳しいまま」だった事です。

残念ながらこの時点では日本組は皆良くてD、ほぼFという状態だったわけですが、

私はMnetでプデュシーズン2のあとに放送された「アイドル学校」が、初回のみ厳しくて、その次からはもう皆で仲良く成長していこう!みたいなサバイバルでも何でもない雰囲気になってしまったのがもう残念で仕方なく…

初回で脱退者が出たから?それとも参加者の両親からクレームでも入ったのか?と思う程初回とそれ以降の回との雰囲気が違いすぎて。

いくら練習経験のない子でもOKだったからといってカメラ目線が出来ただけで感動したり歌を覚えられただけで絶賛されたり全くデビューのかかったサバイバル感がなかったんですね(視聴率が伸びなかったのはこのせいとも言われていて、現にデビューしてもあまり知名度が…。今回アイドル学校出演者もプデュに参加してますね)

 

でも今回は、こういった文化の違いがあって、日本のアイドルが実力主義ではないという事がしっかり説明されつつも、審査は厳しく公平だった事が私はとても良かったです。

7年間やってきたというモトムラアオイさんがグループの子に「こんなに言ってくれる人他にいないよ。イチから頑張ろう」と励ましていて、日本の子達もこれを機に成長してほしい!と私も思いました(何目線)

 

さて、今回大活躍だったのがこちらのヤマダノエさん!

いや~この子パワフルすぎて憎もうとしたって憎めない、完全な愛されキャラですねwwwwwwwwww全然AKBグループ知らなかったしあまり興味もなかったですが、この子は今後も応援したいくらいwwwwwwwwww

 

すんごいハスキーボイスなんですが、何か事情があったのかと思ったら、

小さい頃半そで半ズボン、ビーチサンダルで冬出かけて風邪ひいてから治らないんだとwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

番組の雑な合成に1人で深夜に笑っちゃったじゃないの

 

審査員も「モモランドのジュイみたい」と絶賛するパワフルさで、Cランクへ!

いや~この子が一気に場の空気を変えてました、凄いな~

 

そして!吃驚したのが!

誰もがもう日本組に全く「実力」を期待しなくなった後半で、声が独特で歌の上手な子が出てきたという!

タケウチミユさんという子みたいです。

しかも、披露した曲は自分がアレンジしたというから驚きです。韓国ではレッスンに含まれていたりするので珍しくはないですが、ちゃんとトレーニング受ける機会がなかったのが勿体ない人材が現れましたね!

初回では、唯一の日本組でAランクに!イワタテサホさんもBランクへ!

この子達は期待して次回も見ようと思います、楽しみー!

 

日本組ばかりの紹介となってしまいましたが、韓国はもう実力派がいすぎて誰をピックしたらいいかわからない状態です…が、

とにかく印象に残りすぎて語らないわけにいかないのがこちらのHOWエンターテイメントの3人組。

80年代系で攻めてきたんですが、Aランクに入った子よりも赤い中国人のワン・クーちゃんからもう目が離せないwwwwwwwwwwwwwwwwwww表情wwwwwwwwwwwwwwww

最後までこの表情貫いてましたからね。初回見た人絶対この子の事覚えちゃったと思うわ、インパクト強すぎる。

プデュに関しては、どれだけ爪痕を残して大人数の中から「放送でピックして使ってもらえるか」がランキングを上げる鍵ですからね。多分上であげたヤマダノエちゃんは次回のランキングで上位だろうと思いますね!

 

あとは可愛い子が沢山いすぎて(本当に今回顔面偏差値が有り得ないくらい高い)、誰が一番とは言えないのですが、スターシップの中に

最近では珍しい、白すぎない健康的な肌の色で、女優さんみたいな魅力的なお顔のアンユジンちゃんが気になっています!

顔だけじゃなくて実力派。これは絶対上位キープだろうなあ~

同じくスターシップに、今回出演者の中で一番若い2004年生まれの子もいましたが、これまためちゃめちゃ可愛い。

 

 

2004年って・・・まだ赤ちゃんじゃないの?え?

今たったの14歳?中学2年生で、168センチでこの美貌なの????????????????神様不公平。神様不公平。(二回言う奴)

 

そして最後に、プレディス所属のイ・ガウンちゃん。

「アフタースクール」に一番最後のメンバーとして加入したガウンちゃんですが…。

私がK-POPに興味を持ち始めた頃がアフタースクールの全盛期でしたから、全盛期を過ぎて加入したんですね~。

私は全盛期しか知らなかったので、ガウンちゃんの加入後はよく知らなかったのですが、全盛期を過ぎて新メンバーとしてデビューするも、加入後5年間も活動が出来ていなかったとは…辛かったでしょうね。

 

「私は、デビューをしたはずなのに。グループは活動をしていなくて、5年間ずっとカムバックする日だけを待っていた。まだデビューをしていなければ、新たな気持ちで取り組めただろうに。シーズン1を見て、一緒に練習してきたプレディスの子達がデビューをしていて、デビューをしていなければ私もあそこにいたんじゃないかとか思った。何故デビューをしたはずの私が、テレビでこれを見ているんだろうと思った。でももうどうにもならないような感じだった。だから社長には出たいと私から言った」

 

と話していた内容を簡単にまとめるとこんな感じだったのですが、、

一番曖昧な状態で放置されて、ガヒのように最初からいたメンバーは認知度があっていつ解散しても人の記憶には残るけれど、そうでないガウンちゃん、、プレディスよ、しっかり…。

日本留学経験もあって日本語堪能なガウンちゃん、これは最高の機会かもしれませんね!

今回こそ、成功出来ますように。

 


 

書き始めた時は、初回の流れをまとめる形で書くつもりはなかったのですが、全てをまとめるような形になってしまいました(笑)

次回、マツイジュリナちゃんとサクラちゃんのステージが見られますね!2人はどのランクになるのかな~気になります。

今回思ったよりもフェアに展開が進んでいったし、サバイバル感もしっかりあるし、次回からが楽しみです!

これから意思疎通とかどうなるんだろう、歌は何語でやっていくんだろう、構成はどうなるんだろうと気になる所が沢山あるのでとりあえず最後まで見てみようと思います。

きっとこの番組をきっかけにお互いの国のアイドル文化をお互いの国の人達が知って、色んな意見が飛び交う事になると思いますが、色んな形で変化もあると思いますし、終わる時点で両国でどんな反応があるのか不安でもありたのしみでもありますね。

 

それでは次の記事でお会いしましょう、さらば!

 
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ABOUT US

こりあゆ
こりあゆ。1993年6月11日生まれ。海外生活7年目、韓国生活6年目。2009年冬16歳の頃、韓国語を独学で勉強し始め半年後高校の夏休みを利用し1カ月短期留学。それからも独学で中高級まで終わらせ、高校卒業後18歳で渡韓。2012年9カ月間延世大学語学堂に通い卒業、2013年キョンヒ大学に正規入学し文化コンテンツ学専攻、卒業後、2018年より韓国現地のIT企業に新卒就職、コンテンツマーケターとして働く。