みなさん、こんにちはこりあゆです!
久々の芸能記事ですね、ずっと書きたくてうずうずしておりました…
最近ふと思い出した、今回の記事の主人公、투개월(Two Month)。
10年前に日本からSUPER STAR Kを見ていて大ファンだった男女ユニットです。
私くらいの歳の人は誰でも聞いた事がある伝説の(?)ユニットで、兄弟でもないのにとにかく2人の声の質がぴったり!!韓国で好かれる「誰でも出せるわけではないあの独特な空気交じりの声」でして(わかる人にはわかるw)
男女ユニットといえば今でこそKpop Star出身のAKMUですが、AKMUがオーディションを勝ち抜いていく姿を見ながら私はTwo Monthと重ねて見ていました。
今は色んなオーディション番組が次々に放映される上に、同時で色んなオーディション番組が開かれているので、相当うまくいった番組でない限りは韓国中で大ブーム!とはなかなかならないですが、
10年前~のSUPER STAR Kの人気は韓国国内で本当に凄まじく、出演して上り詰めればほぼ成功確実と言われていました。
シリーズは全部で8つと、ここまでシリーズ化したオーディション番組である事からもどのくらいの人気だったのかお分かりいただけると思います。
この中でも、シリーズ1~4までが大ヒットしたのですが「Two Month」が出演したのはシリーズ3と、番組が全盛期の時。
タイミングよく全盛期に番組に出演し、見事ファイナルで上位の成績を収めた2人でしたが、番組終了から数年で消息が途絶えてしまいます。
もうこの番組当時から10年という時が流れてしまいましたが、
なんとここ1~2年で大きな変化が…!また2人をあちこちで見る事が出来るようになったのですが…(もう私はそれが嬉しくて嬉しくて(涙))
Two Monthとはどんなデュエットだったのか、2人に何があったのか、紹介を含めて順を追って綴っていきたいと思います!
目次
‐2人の関係性、そしてSuper Star Kへの出演までの経緯
2monthの2人をまずは軽く紹介していきます。
キム・イェリム(94年生まれ、番組放送当時17歳)
韓国ソウルで生まれ、高校入学と同時にアメリカニュージャージー州に移民。(移民して間もなかったにも関わらず英語の発音が良いのは何故なのだろう)
韓国でこのころから今まで、特徴的な声の歌手がトレンドですが、イェリムはとても特徴的な歌声の持ち主です。
ド・デユン(94年生まれ、番組放送当時17歳)
韓国江原道で生まれ、小学1年生の時にアメリカに移民。
イェリムに比べて結構シャイで緊張しい。ステージでも失敗が目立つほど緊張しいでしたが、それをカバーするほどのギターの実力と魅力的な声がたまらない!
そして超どうでもいいTMIなんですが、デユン氏わしの弟に雰囲気似ていて見る度に驚くんですよね
この2人が出会ったのは、アメリカニュージャージー州にあるLeonia High Schoolでした。
アメリカで高校に入学し1年が経った頃、SUPER STAR Kのグローバルオーディションが開かれると知ったイェリムはパートナーを探します。
同じ学校に、音楽をしている人がいると聞いてFacebookを通して声をかけたのが、デユンだったんです。
2人はよく知らない仲でしたが、デュエットを組むことにし、デユンの家の地下室の作業室(そんなものが10代にあるのかすげぇ)で2か月間練習をして番組に出る事になります!
Together+出会って2か月だから、투개월というデュエット名にしたとの事です(笑)だから이개월ではなかったんですね。
予選で大絶賛され、優勝有力候補として勝ち進む2人
そんな出会って2か月2人、インタビューではめちゃくちゃぎこちなくて、デユンなんて棒読みすぎておいおいwwwwwという感じでしたが、
歌い始めて審査員達の表情も変わります。
イェリムの歌声が魅力的で、デユンがギターが上手いのはもちろんなんですが、出会って2か月のはずの2人の歌声がまるで元々デュエットだったかのようにとても合うんです!
2人のステージはどれも素敵でしたが、予選でVirtual Insanityを歌った時の2人が素で歌っている感じがして好きでした。
ご覧ください!
元々デユンはギターだけ弾くために参加したそうでしたが、この予選で、イェリムのパートナーが出来る声はデユンしかいない!と話題になりました。
2人の声の組み合わせ、最高すぎませんか…。
イェリム1人でも素敵なんですが、デユンの声が合わさる事で独特で柔らかい雰囲気がプラスされる感じがするんですよね。
ただ、続くミッションでもギター担当のはずがデユンの歌う場面が増え、本人は負担だったのか歌詞を忘れたり声が震えたりしていてちょっと可哀相だったんですけども。
👇ミッションでのおすすめ動画をいくつか紹介👇
このステージ、結構ミスが多かったんですけど東方神起の歌を編曲したのがすごく良かったのと、ミスした2人を目で励ますイェリムが印象的でいまだに覚えています。
審査員の質問に「うざっ」と思ってしまったのもすごくよく覚えてる
デユンは歌詞を丸ごと忘れてしまいますが、ギターはやっぱりうまいなあ…ジス氏は喉の調子が悪く歌詞も忘れてしまいますが、でもやっぱり良い声だなぁ…
そしてイェリム完璧だな…2人に「ケンチャナ!」と言ってあげてるシーンが好きすぎる…
そしてあの、バスカーバスカーともミッションを一緒にしますが、SHINeeの曲がこうなるかあぁああ!ととても好きな編曲でした。
あとはこのステージもとても良かった!ただ、ドデユン氏にギターを持たせないというのは結構酷な選択だったような気がする…。
最終順位は3位!好成績を残した2人、カムバックを目前に、消えたド・デユン
SUPER STAR Kの最終順位が3位と、超好成績で番組を終えた2人。
当時はとても話題だったので、デビューさえすれば成功確実!と言われていたのですが…
オーディション後、もちろん活動をする気満々のイェリムでしたが、
デユンの選択は、アメリカへの帰国…。
オーディション後、투개월としてのシングルは出したものの、まずは高校を卒業したい、という理由でなんとデユンは本当にアメリカに帰国してしまったんです。
もちろん、このオーディションに参加したからといって必ず活動しなければいけない決まりはないですが、歌手を夢見て挑戦する場である事には間違いないので、ファンだけではなくイェリムもきっと驚いたと思います。
イェリムはソロデビュー、デユンを待つイェリムとファン達
その後デユンの消息は絶たれましたが、イェリムはソロデビュー。
大ヒット!とまではいかなかったものの、この時期私も韓国にいたのでよく色んな場所でこの曲がかかっていたのを覚えています。
多分2013年頃韓国にいらっしゃった方であれば1度くらいは耳にした事があるんじゃないでしょうか。
この年に新人賞を受賞する等活躍しましたが、その次の年からは特に目立つ活動がなく…そのまま3年の月日が流れ事務所も退所。
イェリムはわかりませんが、ファン達(私も含め)からすると詳しい説明がないままデユンがアメリカに行ってしまったので、
卒業したら戻ってくるんじゃないか…いつかは2人でまたデュエットする姿が見られるんじゃないか…と待ち続けたのですが、結局はイェリムも事務所を退所してしまいTwo month再結成の可能性が段々遠のいていきます。
2018年、いきなり姿を現したデユン
イェリムも大きく話題になる活動が無い中で、なんとデユンが偶然TVで姿を現しました。
バラエティ番組で、アメリカ現地のスタッフに運転をしてもらっているシーンでなんですが、なんと現地スタッフのアルバイトをしていたデユンがPDに気付かれるという(笑)
ここで「デユンさんですよね?」と話しかけられ、Two monthの話が若干出て、今でも音楽を少しやっている話が出ます。
もうこの時点で、デュエットを結成して番組に出演してから7年…。
この後デユンのインスタからはっきりと明らかになりましたが、アメリカでSamsungに就職、QAとして働き始めたとの事でした。
当時を懐かしむような描写はありましたが、消息がわかっただけでこの時点ではデユンが韓国に戻ってきそうな感じもなかったのですが…。
2019年、イェリムはLim Kimに改名しソロで活動再開
数年間消息のなかったイェリムも再度改名してソロでの活動を再開。
今までと全く違う音楽と雰囲気でカムバックしたのですが、イェリム曰く「今までは自分のやりたいコンセプトやスタイルではなかった、今はやりたい音楽が出来て幸せ」との事。
ここ2年間は時々新曲を出したり、バラエティに出たり、少しずつ活動の幅を広げているみたいです。
ドユンは就職、イェリムは完全に独自のスタイルで活動を再開、もうTwo monthの姿はきっと見られないんだろう、2人の決めた道を応援しようと誰もが思っていたのですが、そんな時。
2021年。デユンがなんと「近況オリンピック」に出演。音楽をしに韓国に戻って来た!
私もよく見ているYouTubeチャンネルの「近況オリンピック」、話題になった人物(芸能人に限らず一般人も)に連絡を取り、近況をインタビューするという面白いチャンネルなんですが。
サムネイルを見て、めちゃくちゃびっくりしましたよ…
デユンに似てる…あれ、デユン!??まじでデユンなのぉおおお!?!??!
再生回数も100万回を超えていて、再生回数からも韓国でTwo monthを忘れられない人達の多さがわかるかと思います。
サムネのタイトルの「10年ぶりです。Samsungを辞めて韓国に戻ってきました。」…これは…私達の知りたかった、空白の10年間が知れるのではないかと胸が高まる。。。
正直、イェリムがソロになったあたりから、デユンを批判する人たちも少なからずいました。
ファンからすると「いきなりいなくなった」わけで、一緒にやってきたイェリムはどうなるんだともなるわけで。
また番組当初からイェリム中心の編集も多かったので、イェリムがデユンを捨てたのでは、なんて噂もありました。(んなアホなぁ!)
この10年間の事をこの動画で話してくれているのですが、デユンなりに色んな葛藤があったみたいです。
- 事務所の代表に「アマチュアは趣味で音楽をして、プロはお金を稼ぐために音楽をする。」と言われ、自信がなくなった。いきなり注目され、まだ準備が出来ていない状態で「芸能人」になるという事が非常に難しかった。
- 実は、オーディションが終わった後活動をしていて、躁うつ病の診断を受けた。しんどいながらも1年間活動をしたけど、このままだとイェリムに迷惑がかかると思って活動を諦めてアメリカに帰る事にした。
- アメリカから韓国に戻らなかった理由として、機会が無かった。自分がうまくやっていく自信もなかった。
- Samsungで機能をテストするエンジニアとして就職して、もう音楽は諦めようかなと思っていた。でもファンの方からある本を貰って、うまくいかなくてもいいからやりたい事をやろうと決心が付いた。そのころ、近況オリンピックからも連絡を貰って、まだ自分を待ってくれている人がいるなら、もう一度やってみようと思った。
簡単に要約するとこんな感じの内容で、10年間待っていたファンを納得させてくれるような内容となっていました…!
これはね…めちゃくちゃ共感出来るのが…
インタビューの途中で「あまりにも早くこういう機会に恵まれすぎたのかもしれないですね」という内容があったのですが、私もスケールは違うものの似たような経験がありました。
チャンスというのはその時その時にちゃんと掴まないと、去ってしまう事が殆どで、次に同じチャンスが巡ってくる可能性はかなり低いです。
でもかといって、もう一度挑戦するのに「遅い」は無いと思っています。
デユンが勇気を出して、病気も少しずつ克服し、こうして韓国に戻ってきて自分のやりたい事をやるという選択をしてくれた事が本当に心から嬉しいです!
今は音楽関係の人達と会ったりしながら準備をしている段階という事なので、デユンの音楽が聴ける日も近いですね。
イェリムも今力を入れて活動しているので、もしかしたら…いつか、いつか2人のデュエットがまた見られる日が来るのかも…!
2人が好きな音楽をして、韓国で幸せに活動出来る事を祈るばかりです。
ここまで、久々の芸能記事「Two month」についてでした!いかがでしたでしょうか~~
とにかくデユンが戻ってきてくれた事が嬉しくて、もう一度色んな動画を漁って見返していたんですが…懐かしくて苦しいですな。。。うぅううう……
やっぱり好きな事、好きなものについて書く記事はとても楽しいですね:)まだまだ書きたい記事が沢山あるので、少しずつ書いていけたらと思います。
もう12月だなんて…ついYouTubeを優先してしまいがちでしたが、今年あと1つくらいは記事が書きたいっ…!!!!
それではまた次の記事&YouTubeでお会いしましょう、さらば!
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