【努力に感動】キョンヒ大学調理学科の学生が学生街フェギにお店をオープンするらしい!




こんにちは、こりあゆです。

特にキョンヒ大学に通っているわけでもない読者さんからしたら、タイトルだけ見て何のこっちゃと思われた方も多いかと思いますが(笑)

今回この事実を知って凄いなあ~私も頑張らなきゃなあ~と背中を押されたので、記事にしてみる事にしました!

 

皆さん、キョンヒ大学という大学名はもう、ソウルでも有名な大学の1つですし、読者さんは私が通っていて毎日のように書いているのでもうご存知かと思います。

私が所属しているのは、ホテル観光大学の中の観光学部―文化観光コンテンツ学科なわけですが、ホテル観光大学の中には他にも、ホスピタリー経営学部―調理サービス経営学科があります。

 

実はこのキョンヒ大学の調理学科、ソウルで1番有名で、1番入るのが難しいんだそう。

 

そんなこの調理学科に在学中、現在4年生の学生さんがなんと、キョンヒ大学があり私も住んでいるフェギにパンのお店をオープンするというではないですか!

 

たまたまInstagramを見つけて、そしてたまたま見た投稿で学生さんがどういう過程でパンを作るようになったのかという経緯が詳しく公式Instagramに書かれていたのを見て、

とても努力家な方だなと思ったし、このパン屋さんに是非行ってみたくなったので、翻訳してみなさんに共有したいと思います。

 





 

(以下翻訳です)

 

私はベーキングにハマって、高3の時にいきなり進路を調理に変えて、運良く今通っている学校に入る事が出来ました。

でも、調理高校から既に素晴らしい実力を持つ同期達に比べ、文系の高校からホームベーキングレベルだけ出来るような状態だった私は、

21歳(韓国の歳)の夏、パジュの某ベーカリーに長文の手紙を書いていき、パンを習いに入る事になります。

1年という時間の間、週6日、朝7時から夜の7時まで、またはそれよりも長く繰り返される仕事は思ったよりもとてもきつく、大変でした;;

毎日のように熱いオーブンを見て、10キロを超える生地をこねて、20キロの小麦粉の袋を動かす事を繰り返し、本当に沢山の技術を習ったけどその分肉体的、精神的疲労も凄かったです。

当時、天然発酵パンをとても習いたかった私は、仕事が終わって家に帰ってからも沢山の海外書籍、インターネット資料を見て家で発酵種のパンを作り、本当に言葉通り「1日中」パンを作りました^^

1年が経つ頃、1冊の本を読んだ私は今までベーカリーで何も考えずに割っていた無数の卵と、物凄い量のバターに対して考えるようになりました。

 

「あの卵を産んだ鶏はどうやって生きているんだろう?」

「私はどんな食べものを作っているんだろう」

「果たしてこの食べ物は持続可能なのだろうか?」

 

こういった疑問を始めとし、私はもっと根本的な勉強をする事を決めたんです。

1年間の仕事を終えて聞いたスローフード韓国協会主催の講義で、調理者の目だけで見ていた食べ物が実際には農村、農業、地球と固い連結関係を結んでいるという事実を知りました。

また、直接農村に行って農家の人達に会って私が使った材料が育っている姿を見て、食べ物1皿には思ったよりももっと沢山のストーリーが込められている事実を悟りました。

実は私が答えを探したかった疑問は

 

「何が持続可能な食べ物なのか?」

 

という事でした。その答えを探すために私は食品栄養学科を複数専攻し、ある財団で奨学生となり、そしてあるネットワークの1員となり今も一生懸命勉強中です。

ベジアン(お店の名前)は私が今まで勉強してきた全ての事を土台に誕生しました。

ビーガンなので、ただ身体に良い食べ物ではなくビーガンでありながら人の身体に栄養的にも良くて、農家をしている人達にも公正な対価が入り、地球環境が美しく維持されるような、そんな食べ物が作りたいです。

 


 




 

こんなに努力されている方が同じ建物の、同じ学年(学番はわからないけれど)にいるなんて、と感動しました。

とても一生懸命やってきた結果を、しっかり残しているのが本当に素晴らしいですね…!

この学生さんは現在卒業準備中のため、お店「ベジアン(@vegeang_vegan)」のオープンは5月~6月ごろになるとの事なんですが、

来週4月30日にフェギでフリーマーケットをする際に出店されるとの事です💛

 

 

パンの写真がいくつかInstagramにあがっていたので、引用させて頂きます!

これ、緑の抹茶味なのかなと思ったらなんとよもぎ。美味しそう…!

 

はちみつさつまいものパン、なんだこれ美味しそうすぎる。

 

苺が丸ごと入ってるパン…!キューブ系が多いのかな?と思ったら、

タルトも作ったそうです、かぼちゃ味!わー美味しそう!

 

どれもビジュアルも◎、ああ、早く食べてみたい!




 

それにしても、ここで作るパン見た目からは考えられないですが、NOバター、NO卵、NO乳製品、NO炭水化物って、すごいですね~!

私はこれらの食べ物全て小さい時アレルギーで食べられなかったので、小さい頃はパンをほぼ食べた事がなく(給食も食べられず…)、アレルギー用のパンみたいなのはあってもやっぱり美味しくなかったんですよね~味ないしぱさぱさだし…

だからこんなビジュアルであるなんて吃驚だし、

アレルギーはもう治ったはずなのにその名残なのか…パンがあまり身体に合わないみたいで、朝あんまり沢山食べたりするとその日身体が重かったり、身体の調子が優れなかったりします。

なのでぜひ、この学生さんが一生懸命勉強されて作ったというこのパン、オープンしたら食べてみたいと思います!

 

皆さんも興味のある方はぜひぜひ訪れてみて下さいね!

 

それでは今日はこの辺で、また明日お会いしましょう!

 

私が海外に行く際はいつもトリバゴで一番安い宿泊先を比べています!




ABOUT US

こりあゆ
こりあゆ。1993年6月11日生まれ。海外生活7年目、韓国生活6年目。2009年冬16歳の頃、韓国語を独学で勉強し始め半年後高校の夏休みを利用し1カ月短期留学。それからも独学で中高級まで終わらせ、高校卒業後18歳で渡韓。2012年9カ月間延世大学語学堂に通い卒業、2013年キョンヒ大学に正規入学し文化コンテンツ学専攻、卒業後、2018年より韓国現地のIT企業に新卒就職、コンテンツマーケターとして働く。