こんにちは、こりあゆです!
今まで私のブログで、韓国で暮らす「一人暮らし」に関連する色々なエピソードを綴ってきました。私が今まで住んだ家の家賃を公開した記事を書いたり、韓国で外国人として家を契約するにあたって生じたトラブルをリアルタイムで綴ったり…
こちらもこの記事を読む前の参考までにどうぞ。
今日は今までブログで一度も書いた事がなかった「私こりあゆの海外生活7年間で住んだ家の大家さんがどんな人だったのか」をまとめたいと思います(笑)
えっ誰得!と思われるかもしれませんが…。留学先で家を決める際にお部屋や環境ももちろん大事ですが、同じくらい大事なのは私達の家の管理をしてくれる大家さんです。
私はこの7年間、大家さんの存在1つでこれだけ環境に変化があるのだなという事を改めて実感したのですが、
留学情報をいくら調べても家の情報ばかりで、大家さんがどういう人だったとかいう情報は得られないじゃないですか。
もちろん私がこれを書いたからといって良い大家さんのお家を選べるわけでもなく、大家さんは選びようがありませんが、
例えば大家さんが同じ建物に住んでいる場合はどうだとかホームステイを決める前に訪問してこういう所を見ておくべきだとか、私の体験談から気を付けられる部分もあると思うので、
これから留学を考えている、移住を考えている皆さんの少しでも参考になればと思って書きたいと思います!
目次
2010年 韓国・ソウル 新村
【部屋タイプ:コシテル】
短期留学で初めて韓国に来た時に、1カ月間滞在したコシテルの大家さんは、今思うとゴリゴリの韓国人アジュンマ2人でした。
コシテルの受付の所に小さな部屋を作ってそこで寝泊まりをしているようでした。(コシテルは住み込みのオーナーさんが多いように思います)
休みの日にまとめておかずを用意してくれていて食べられるものはとりあえず用意されていたものの、お米は数日に1度だったので数日経つと固くなっていて食べられなかったなあ。
当時は韓国語レベルが初級だったので表面的な内容しか会話をする事がなく、特に干渉もしてこないし良い人だなと思っていたのですが、
高校卒業して、韓国語が話せる状態で渡韓し、家探しをする時に再度同じコシテルを訪れると、同じ部屋なのに10万ウォンも高い家賃を求められたのが悲しかったです。
短期留学の時は語学学校の紹介でコシテルに住んだので、日本人が単独で来たら家賃を高く設定するんだなあと、当時18歳でしたが、韓国の家探しは気をつけなきゃいけないなと思った瞬間でした(笑)
2012年 韓国・ソウル 新村
【部屋タイプ:コシテル】
高校卒業して韓国に行ってすぐに住む事になったのは、またもコシテルでした。
結局ネットで自力で探して連絡を取って決めたコシテルでしたが、ここの大家さんもコシテルに住み込み・・・なのにも関わらず、私の入る部屋は掃除されておらず、あちこちに前の入居者の住んでいた痕跡が…
布団が置いてあったので珍しいなと思い(基本買わなきゃいけません)入居した日に大家さんに、「部屋に布団が置いてあったんですが使っていいんですか?」と聞くと、
「え?布団?ああ…前の人が置いていったのか。使っていいよ。」
と言われました。
布団の存在知らないって事は前に住んでた人が出てから一度も部屋に入ってない=掃除してないって事じゃ…
とかなり衝撃を受けたのを覚えてます。
結局最初に1か月分の家賃を払ってはいましたが、ここには住めないと判断しそれを話すと、ここはきちんと2週間分の家賃を現金でしっかり返してくれました。
2012年 韓国・ソウル 新村~梨大中間エリア
【部屋タイプ:下宿】
そのあと住んだ下宿の大家さんは家族で、管理をしているのはアジュンマでした。
下宿だと大家さん達が同じ建物に住んでいるのが当たり前なわけですが、
私が住んでいたのが3階だったのもあって(大家さん一家は半地下に住んでました)ご飯の時以外は顔を合わせる事がなかったのでしばらくは何の干渉も受けませんでした。
私は家では静かに1人で過ごしたいタイプなので、この環境は良かったです。
下宿はかなり古かったし、トイレお風呂は共同だったので汚い時は汚かったですが、アジュンマが掃除をある程度してくれていたので私は大丈夫でした。
部屋が良かったので(今思うとエアコンなくてよく生きてたなと思いますが)語学堂時代はずっとここに住んでいたんですが、
語学堂の課題で「誰か働いている韓国人にインタビューをし、その内容をまとめて発表する」という物があったんです(延世の語学堂はこういうのが多かったですね)
私は働いている韓国人の知り合いなんていなかったので、どうしようかなと思った結果「あ!大家さんがいるじゃん!」と思い立って大家さんにインタビューをしたんですが、
このインタビューをしてからというもの、アジュンマの事がわかりすぎてしまい1人でちょっと気まずくなってしまったのを未だに覚えています(笑)
私はただ下宿をやっていて遣り甲斐を感じる事とかインタビューしたかったんですが、
「日本人の入居者は好き。休み明け帰ってくると必ずお土産をくれるから」「日本人はお金を持ってるし、優しいし、長く住んでくれる」
と言われてから、なんだかなあと思ってしまった私でした…まあ、そんなもんか…ビジネスですからね。←
お土産‥‥沢山あげればあげるほど喜ばれるのは確かなので手土産を持っていきましょry
2012年 韓国・ソウル 回基(フェギ)
【部屋タイプ:ロフト付きワンルーム】
友達とルームシェアをしたロフト付きのワンルーム。
ここの大家さんが多分私が韓国で住んだ家史上最悪の大家さんだったんじゃないかなと思います…。
不動産屋で契約をするまでは、笑顔でニコニコ案内してくれて良かったんですが、この時私達が契約した家はその不動産主が管理をしている家だったようで。
契約をした後は態度が豹変。
家で何かあった時に大家さんであるその不動産の人に言うと、溜息をつかれて心底嫌な顔をされ邪険にされ、時には何故か怒鳴られ言いたい事も言えないような状態でした…。
住み込みで管理人のアジョッシがいたので、ある程度の事はそのアジョッシに頼めたからいいものの、入退去の時は本当に色々大変でしたね。
その管理人のアジョッシでさえも途中で何かあったみたいで、大家さんの方に家賃と一緒に振り込んでいた管理費を、途中から自分に個別に振り込むようにと連絡がありました。
事情があり契約期間よりも早く退去する事になってしまい、そういう場合は違約金が発生するのは知っていましたが、後で普通より多く取られていた事を知りました…。
結局最近になって不動産巡りをしていた時に、別の不動産の人に前そこの家に住んでた事があったけど大家さんとトラブってしまって、という話をしたところ、
「ああ、家はあのままだけど大家変わったし、不動産屋も人が全員変わったはずだよ。他にも色々問題あったみたいでね~」
と言っていて、やっぱり良くない不動産だったんだなと思いました。
2013年夏~2015年 韓国・ソウル 回基(フェギ)
【部屋タイプ:ワンルーム】
ここの大家さんは今までで一番若いアジュンマでした。
悪い人ではなかったのですが…日本に一時帰国した時に水道管が破裂してしまう事を恐れて
(それについては過去記事参照)
前の家の管理人さんの助言通り、この家でも水道をすこーしだけ出しっぱなしにして日本に帰ったのですが、戻ってくるとなんと水が出ていない。
前から誰か部屋に入ってきているような気はしていたので、大家さんにメールで「もしかして部屋入りましたか?」と聞くと、
「入ったよ~水出しっぱなしだったから止めといた」
と普通に返されました(笑)
それもこの大家さん、何故か「私が家にいない時」を必ず狙って部屋に入ってくる。
何故入るのか聞くと、綺麗に使ってるか、破損はないかのチェックをしているんだとか(というかやましい事ないならいる時に入ってくればいいのに)
いくらパスワードを変えても、韓国のワンルームにはマスターキーといって大家さんだけが持っているパスワードがある場合がありそれを入力すれば部屋に入れてしまうので、
すっごく嫌でしたが、大家さんが断りなしに家に入ってくるのは結構あるあるなので、契約時に「何か用事がある場合は連絡をしてから入ってほしい事」を大家さんに言っておくといいと思います。
2014年 フィリピン・セブ島
【部屋タイプ:ペンション】
トータルしてもたった2カ月なのでカウントしようか迷いましたが、2回共同じドミトリーに住んだので一応書いておきます。
学校が紹介してくれたペンションだったんですが、オーナーはもちろんフィリピン人、受付も部屋のお掃除担当も皆もちろんフィリピン人。
フィリピン留学は費用が激安な事でも有名ですが、お部屋はもう少し高めのコンドミニアムとこのペンションで選べて、私は安い方のペンションを選択したにも関わらず、
3食しっかり日本人の口に合うご飯を出してくれて、お部屋のお掃除も毎日してもらえるという‥‥至れり尽くせりなペンションでした。
部屋はアリが沢山出たりしましたが(笑)詳細は過去記事へ→コンタクトレンズ洗浄液の中に・・・・
従業員皆とても良い人で、今でも恋しいです。
治安がどうとか言いますが、私が滞在していたペンションは受付に人がいるだけでなくて入口に警備員さんがついていたので(顔くっそ怖いけど実は優しい)安全だったし本当に言う事なしでしたね~
2016年 カナダ・トロント リトルイタリー
1軒目は寮で、管理は学校がしていたのでそれは飛ばして、
2軒目【部屋タイプ:シェアハウス1人1部屋】
大体留学生は学校側やエージェントに依頼したり、ネットで部屋を見つける場合が多いかと思いますが、私もネットで見つけて連絡をしたらたまたま個人で出している募集ではなく不動産屋が出しているもので、
そこから不動産屋とのやりとりになったのですが、外国人だからといって(カナダにあまり外国人という区別がないとしても)適当にあしらったりせず普通に良い人でした。
Eメールでのやり取りはかなり適当ではありましたが(笑)
それでもやっぱり不動産より、サイトで見つけて大家さんとやり取りする方が全然気が楽でした。
家は、留学生が見ているサイトに載っているようなお部屋ではなかった事もあって、シェアメイトが全員英語ネイティブというとても良い環境ではあったんですけどね。
3軒目 カナダ・トロント ダンダスウエスト
【部屋タイプ:カーテンで仕切られただけの間借り状態のお部屋】
ただでさえプライベートのない状態だったのに、オーナーの家族(カナダ人夫・台湾人妻、子供)、特に台湾人の奥様が強烈すぎて今までの韓国での住まいがどれだけ自由だったのか改めてわかりました(笑)
超新築で傷1つないお家だったので、ルールがとにかく細かく、色んな事が制限されて大変でした。
ルールはスクショでは入りきらない程でして、
もっと詳しく知りたい方は過去記事を読んでみてください、ドン引き間違いありません。→新居の奥様のルールが酷すぎてもはや怖い。
台湾人の奥様が怒鳴ってる声毎日聞こえてきてましたし、少し問題のある人でした。
でも家だけは…私は間借りだったとはいえ…ほこり1つない素晴らしいお家でした。将来あんな家に住みたい。
4軒目 カナダ・トロント ジャマイカタウン
【部屋タイプ:ホームステイ1人1部屋】
こちらはホームステイなので、もちろんカナダ人一家が住んでるお家だったんですが、何故かホストファザーはたまにしかいませんでした。
ホストマザーが元々超強烈なのは最初部屋を見に行った時からわかっていたわけですが、とりあえず間借りの部屋を出なくてはいけなかったので妥協して決めた家。
作ってくれるご飯は美味しかったし、ホストマザーもヘビースモーカーでちょっと無気力?変わった人ではあるものの悪い人ではなかったし、コミュニケーションも取ってくれていました。
ですが、最初からリビングの環境があまり綺麗ではないイメージでしたが、実際に住んでみてもやはりそうで(大体最初になんとなく思った事って当たってますよね)
エアコンがない部屋に果物を置いたままにしているからかコバエが大量発生していて、ご飯にかけたラップの上に沢山コバエが落ちているという…^^まるでふりかけのようでした本気で
これだけなら仕方ないと割り切れますが、何よりホストブラザー(私より2つくらい年上)からのセクハラが気持ち悪くて引っ越しをすぐに決めました。
最初は優しいだけかなと思ってたんですが、どうやらアジア人の女の子が大好きだったようで、彼女は前この家にステイしていた日本人。
その子がホストマザーを手伝いにたまに遊びにきていたのですが、その子がいるのおかまいなしでベタベタしてくるわ、けつ揉んで来るわ、部屋に入ってこようとするわ^^^^^^^^全力で拒否しましたが、同じ家に住んでいる人だしどう接していいかもよくわからず。
その日本人の女の子から物凄い睨まれたけど私何も悪くないな????????むしろ目を覚ましてくれ
そしてそれだけでなく、酒癖が有り得ないくらい悪く、夜中の3時に庭でビール瓶の割れる音が聞こえてホストマザーとホストブラザーが怒鳴りあいをしていた事も…。
今思い返しても、凄かったですね、あの家。
結局すぐに引っ越しを決めて(ホストマザーは不満そうでしたが…)ホストブラザーがいない時間帯を狙って引っ越しました。
5軒目 カナダ・トロント スパダイナチャイナタウン付近
【部屋タイプ:ゲストハウス1人1部屋】
日本語ペラペラのオーナーさんのいるゲストハウスで最後の数か月は過ごしました。
何だかんだ、今までの家はかなり家の中がグローバルだったんですが、家の環境が悪いと部屋からも出ないですし、英語が話せる環境よりまず家の環境だわ!と再確認し(笑)
日本人が住み込みでお掃除もしてくれているゲストハウスだったので、もう快適すぎて場所も良すぎて、家の契約も一番きちんとしてくれていたのがここだったので、
やっぱりどこの国に行ってもこういう事に関しては日本が最高!と思わずにはいられませんでした…
私、カナダでイタリア、ジャマイカ、チャイナタウンには住んでおきながらコリアンタウンでは住む機会がなかったんですよね。一度は住んでみたかったな~
コリアンタウンはもちろん韓国人オーナーが多く、カナダは韓国人留学生もかなり多いので、コリアンタウンは安めだし物件が留学生に人気で、良い部屋は競争率がかなり高かったのを覚えてます。
そしてカナダから帰ってきて、
2017年 韓国・ソウル 回基(フェギ)
【部屋タイプ:ワンルーム】
これからどんな家に住んでも、カナダでの台湾人奥様の経験があったのである程度耐えられる自信があったんですが(笑)
家のオーナーのアジュンマとアジョッシが、同じ建物に住んでいるので、「家族以外誰も家に泊めてはいけない」「友達を連れて来ても騒がない」「部屋の装飾はしない」などなどと色々規則があったのですが、
同じ建物に住んでいるオーナーの場合、こういう風に規則が決まっているとちょっと厄介な分、
建物内にチラシを貼りにくる人がいると防犯カメラで見張ってるので、怒鳴って出て行かせてくれたり(笑)何かあった時にはすぐに対応してくれたりするので、
セキュリティーだとかそういう面ではかなり安心ではありました。
それにこの家は工事の前日や不動産が部屋を見に来る際にきちんと「明日何時に部屋に入る事になるから、入るけど心配しないでね」と連絡を入れてくれていました。
こんなに律儀な家(日本では当たり前かもしれませんが笑)は初めてでしたが、他の規則が厳しい分大家さんもきちんとしてくれていて良かったです。
それに私が1泊で出かけた時も、スタンドライトをつけっぱなしで行ってしまったようで外からも窓が少し明るく見えたみたいで、
大家さんから電話で「ノックしても呼びかけがないのに窓が少し明るいから倒れたりしてないかと心配した」と連絡をくれました。
一人暮らしで何かあった時に、気付いてくれる大家さんがいたら心強いですよね。大家さんが同じ建物に住んでいる利点はこんな感じでしょうか。
2018年 韓国・ソウル 回基(フェギ)
【部屋タイプ:ワンルーム】
今回のお家は、今までで一番放任主義なオーナーだと思います(笑)
これが良いと感じるか悪いと感じるかは人によるかもしれませんが、私は今の所は個人的に良いです。
大家さんは夫婦のアジュンマ、アジョッシですが、何かあった時に連絡を取るのはアジュンマの方なんですが未だに一度も会った事がないし←
近くには住んでいないので、何かあった時実際に対処してくれるのは地下で別の仕事をしているアジョッシ。
なので、実際近くに住んでるわけではないので特に厳しい事は言われないし、もちろん部屋に勝手に入ってくるような事もないですが、毎日地下で1人は仕事をしているため、
何かあった時に一応呼ぶ事は出来るという、絶妙な距離感かなと個人的には思っています。
いかがでしたでしょうか。
海外で一人暮らし、ただでさえでさえ考慮する事が色々多いのに、大家さんとトラブルになりたくないですよね~
どこの国でも、大家さんに予め会う機会があったら(ワンルームだと難しいですが、下宿やコシテルは会えるはずなので)どういう人なのか少し積極的に話してみて見極めるのも良いと思いますし、
大家さんが同じ建物に住んでいるのか、そうでないのか、の差もかなりあると思うので記事を参考にどちらがご自分に合っているのか分かった上で決めると尚良いと思います!
それでは次の記事でお会いしましょう、さらば!
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