【韓国アラサーの恋愛】韓国のソゲ文化(ソゲティン)とは:リアルを語ります




みなさんこんにちは、こりあゆです!

さて今日は冒頭の雑談無しで本題に入っていきたいと思います(珍しい)

みなさん、韓国のソゲ文化をご存知でしょうか。

ソゲ文化とは:

ソゲ=紹介のことで、正式にはソゲティンというが、略してソゲということが最近は多い。

恋人のいない友達や知り合いをくっつけるために紹介する文化のことをいう。

16歳でブログを始めた私も、もう29歳…今年、30歳になるわけなのですが!

(あのこりあゆが30歳⁉とよく驚かれますが、わしが一番驚いてるからな!?誰よりもわしが驚いてるからな!?!??!?!)

 

アラサーになってからというもの、学生の時に比べて出会いも少ない上、段々結婚適齢期(がいつなのかわからないけどw)も近づいてきているということで

自分も周りもソゲがめちゃくちゃ増える。

ソゲの反対語(?)がジャマンチュ(자만추=자연스러운 만남 추구=自然な出会いを求めることを指す)なわけですが、

この歳になるとジャマンチュ、自然な出会いのある確率がぐんっと下がるので、自然とソゲ率がめちゃめちゃ上がるんですね。

 

私は若くで韓国に来てもう12年目になるので、日本でも経験していないことを初めて韓国で経験することも多く、

こちらの文化に慣れすぎて、日本の友達と喋ったり日本のメディア取材を受けたりする度に逆に「え?日本では違うの?」と思う事がよくあるのですが、

このソゲも然りで、驚くことに日本では韓国ほどソゲをそんなにしないというではないですか!

日本の友達に韓国でのソゲエピソードをするとおったまげていたのでブログにも書いてみます(笑)


韓国のアラサーはソゲに積極的

もちろん、学生でも全然ソゲする人はするんですが、

特にアラサーになると元々がジャマンチュでソゲとか気まずいし絶対無理派!だった人達も、

色んな集まりに出てみたり、会社内で探してみたり、習い事をしてみたり色々試してみても本当に出会いがない事に気付き、結局妥協しソゲにたどり着く派がめちゃくちゃ多いです。

 

 

 

そう私のように(何)

 

 

 

で、日本人は結構こういうの控えめで消極的なイメージなんですが、

 

韓国人のすごいところは「俺&私、今恋人いないから。ソゲ宜しくね!」と言いまくるところ。

 

そして結構韓国って、悪く言えばお節介になりかねませんが(笑)よく言えば本当に情深い人が多く、世話好きな人が多いので、こういう風に言っておくと結構周りがゴリゴリ探してくれるイメージです。

韓国に住んでいて思うのは、本当に静かに何も言わずに黙って過ごしていると損をし、言うこと言って過ごしていると得をします、ソゲも然りです(笑)

 

ソゲ用のセルフプロフィールがある人も(草)

上でソゲに積極的だという話をしましたが、

結構20代後半~30代になると「ソゲしてあげるよ~どんな人がタイプ?」と言われることが増えるので、セルフプロフィールを用意している人も多いですwwwww

例えば私の友達の場合(※許可を取ってアップしていますw)

背、外見、居住地などの情報から理想のタイプまでを箇条書きでずらっと。

ちなみに笑ったこの友達の理想のタイプは

 

「礼儀正しくて言葉遣いが綺麗な人、宗教のない人、煙草吸わない人、麻薬やらない人」最後何

 

そこから、プロフィールを貰った側が合う人を探して、その子にある程度の情報と写真を送りつける&OKであればもう片方にも写真や情報を送ってあげるという仲介の役割をするわけですが、

ここで片方がOKだったのに片方がアウトだった場合とても悲しい事になるので()私は本当にお互いOKそうな場合のみソゲをしてあげる派ですw

基本ソゲの情報は箇条書き&写真付き。韓国は身長が大事

ソゲして、と言いまくっているとそのうち友達からリストが送られて来始めます。

スクショは私宛に過去に送られてきたソゲの内容ですが、見てわかる通り基本的には箇条書き&写真付きが暗黙の文化みたいになっているイメージです(笑)

ソゲでは仕方がない部分でもありますが、韓国は外見至上主義なところがあるので、

写真の添付は必須、そして何より身長も結構男女ともにかなり見る傾向にあるなと感じます。

これのせいで、背が低めの友達が苦労しているのも見たことがあるほど。

私が韓国に来たばかりの10年前は、ここまで身長に執着していなかったように記憶しているのですが、ここ4~5年でそうなったような気が(※完全に主観)

日本はそこまで身長を気にするイメージがないのですが、

韓国は男性が高身長でかつ運動をしているとソゲでは人気、女性も低身長よりは高身長が人気のイメージです。(大体160~168くらい)

あ、こういう事を書くと「私の彼氏はそんな事ないし!」「私の友達は~~~」とよく引用RTで書かれたりするんですが、皆さんご存知のようにここに書かれている内容すべて結局はヒトBYヒトでございます。人によるので、一般的にそういう傾向があるような気がするよ完全に主観だけどな?くらいのノリで書いていると思っていただけるとぺろり

 

 

 

まあもちろんすべては顔が良ければ何でも良し身長はその次なケースが多いんですけry悲しい現実

 

 

 

私も最初は、人を条件で判断するみたいでソゲがすごく苦手だったんですが、

結局ソゲでなくても人を好きになる過程って第一印象がまず全体的な雰囲気や外見、もしくはキャリアやその他魅力的な部分へのリスペクト、そこから性格を見ていって好きになると思うので、結局効率良いやり方でもあるんですよね~

周りのソゲでうまくいったカップルを見ていてこういう方法も効率良いなとの思い始めた29歳の春であります。

断って申し訳ないとか思わなくてOK

もちろん、自分のために誰かがソゲを準備してくれるって物凄く有難いことなので、断りづらいのは当然ですが、

むしろ受けたくないソゲを受ける方が結果的に相手に失礼になってしまうので、リストを貰った段階で違うなと思ったら全然お断りしてOKです。

日本でもそうかもしれませんが、韓国は特に意思表示がすごく大事。

礼儀は守るけど断る時は断る、がはっきりしている人が多いので、曖昧な返事をしていると「あ、良いんだな」と思われてしまいます。

それにソゲってマッチする可能性の方が低いのをみんなわかっているのでよっぽどでない限り断ったからといって「え~」とは思いません。

「マッチしたらいいな~」くらいの気持で提案をしているので基本断っても「あ、OK~!」という感じで軽く流してくれる事が多い上、

他にも候補がいるのでこちらが断ったからといってどうもなりません。意思表示はハッキリ!

基本3回会って付き合うか決める人多し

日本でもマッチングアプリなどで出会って、2回目会ったらある程度お互いもう少し仲良くなってみる気持ちがある、3回目までいったら付き合う気持ちがある、みたいな基準があるとよく聞くのですが

韓国も3回という基準は同じです(笑)

ただ慎重な人だと、周りを見ると5、6回~1か月くらいまでは様子を見ている人もいたので、

3回という基準は誰でも知っているにも関わらず告白の気配がない場合だともう少し様子見をしたいサインな可能性が高いみたいです。これは日本も同じですかね!

ソゲを受けたあとは

お互いに写真やら諸々が気に入って、ソゲを受けてみたい!となったら基本的には両方もしくは積極的な方に電話番号を渡して、そこからは各自好きなようにどうぞ~という形が一般的ではあるのですが、

その他にも、知り合いの知り合いを紹介したりする場合は電話番号ではなく、

 

カカオトークのグループトークに全員招待し、「この人が○○さんだよ~宜しくね!ではこの辺で抜けまーす!」と挨拶し2人だけ残すという方法もよく使いますwwwwwwwwww

 

最初連絡するのが気まずかったりするんですが、この方法だとみんなでワイワイ会話した後に2人で会話が出来るのでちょっと気まずいのがマシだったりしなかったり()

あとはこれをオンラインでやるのではなく、オフラインで実際に3~4人で会ってみんなでご飯を食べるという方法も。

私も何度かこの方法をやってもらったことがありますが、一番自然に仲良くなれる&相手が自分ではなく同性の友達といる時の言葉遣いなどもわかるので、相手の素を見ることが出来るのが良いですよね~

ただこれはソゲする側がかなり頑張らないといけないのでハードル高いですw


さて、韓国のソゲ文化についての記事いかがでしたでしょうかw

日本ではこういうのがあまり多くないと聞いてかなり驚いたくらい、韓国では恋愛では欠かせない出会いの1つの方法として日常に溶け込んでいるソゲ文化を紹介してみました。

韓国のこれってどういう事なの!?という文化がもしあれば、

インスタのDMなりTwitterのリプなり、YouTubeのコメントなり頂ければどこかしらで取り上げてみようと思いますのでいつでも頂けますと嬉しいです:)

それでは今日はこの辺で~また次のブログ&YouTubeでお会いしましょう!アンニョン!

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ABOUT US

こりあゆ
こりあゆ。1993年6月11日生まれ。海外生活7年目、韓国生活6年目。2009年冬16歳の頃、韓国語を独学で勉強し始め半年後高校の夏休みを利用し1カ月短期留学。それからも独学で中高級まで終わらせ、高校卒業後18歳で渡韓。2012年9カ月間延世大学語学堂に通い卒業、2013年キョンヒ大学に正規入学し文化コンテンツ学専攻、卒業後、2018年より韓国現地のIT企業に新卒就職、コンテンツマーケターとして働く。