日本人が韓国で新卒就活した話②~就労(E7)ビザ/日本人の就活の仕方、求められる物/韓国の求人・口コミサイト~




みなさんこんにちは、こりあゆです!

みなさんももうご存知の通り、私は韓国の4年制大学を卒業後、韓国現地にある韓国企業に新卒就職しました。

正社員として入社し…今もう働き始めて半年以上が経ちました!

【韓国正規留学終了】キョンヒ大学を卒業しました!【韓国の大学の卒業式】

日本人が韓国で新卒就職した話①~韓国での就活、こりあゆの就職編~

↑まず上の記事からご覧ください!

大学を卒業したのが昨日の事のようなのに、もうこんなに時間が経ってしまったとは…。

韓国での就職活動について元々記事にしようとは思っていましたが、思ったよりも沢山の方に韓国での就活を参考にしたいとDMを頂いたので出来るだけ詳しく書きたいと思います。

が、あくまでもこれは「韓国で大学を出たとある日本人」の就活であって、日本で大学を出た方とはまた少し変わってくるのと、韓国の大学でも専攻によって、そして職種によって変わってくる場合もあるかと思います。

また、今回の記事ではビザに関しても記載してありますがビザの基準は毎年変動がある上、業種によりビザは違う上例外もあり全ては私にもわかりかねます。

ビザは本当に大事な問題なので、ご自身で必要な部分は問い合わせされる事をお勧めします!

日本でも「就活」を一概にまとめる事が出来ないように韓国での場合も、そして外国人が就職するとなると色んなケースがありますので、あくまで一般人が経験談を綴っているブログとして「参考」にして頂けたらと思います!


韓国の大学を出た日本人、そうでない日本人

まず「日本人が韓国で就職」とは言っても、どういう状態でどういったバックグラウンドがあるかによって全く異なるので、簡単に説明したいと思います。

  • 韓国の大学を出た日本人の場合

4回生をしながら学生ビザで就職活動をする事も出来る上、卒業後に就活ビザの発行ができるため就職活動をしながらインターンが出来る等比較的韓国に滞在しながらの就活がしやすい環境にあります。

【韓国就職】韓国で就職活動が出来るD10ビザ(就活ビザ)について詳しく説明する【韓国留学】

企業側が私達を判断する際にも、韓国語で何かを専攻した背景があるためある程度の韓国語能力や知識量、韓国の文化に適応しているという説得力があるのと、

就労ビザを発行する際に経歴が無くても対象者になるため比較的外国人でも採用条件に合えば視野に入れてもらえる方だと思います。

ですがそんな韓国で大学を卒業した私達のような外国人を採用しようとしている企業が大体求めているのは「上級レベルの日本語」なので、

やはりビザの壁のない日本語がネイティブレベルの韓国人、または在日韓国人が少し有利な部分はあります。

  • 日本で大学を出た日本人の場合

日本の大学を出た日本人で「新卒」(または経歴がない)は韓国で正社員としてE7ビザを貰っての就職は厳しいと聞いています(他の結婚ビザやワーホリ等があれば渡韓し働く事は可能。)

日本の大学を出た日本人で新卒だけど韓国で正社員になりたい…という方は、日本で最低1年以上働きたい分野の仕事をしてキャリアを積めば、関連分野で経歴があるとみなされE7ビザ発行の対象になるそうです(職種にもよる)

これらに関してはビザの話にもなってくるので下で詳しく書きたいと思います。

韓国の就労ビザ(E7)について

就労ビザにも色々あり、会社で営業、CS、マーケティング等をの業務を担当するようなE7ビザと日本語教師や教授のEビザ等とは全く別物で、条件も異なります。

私はE7ビザ所持者で教師ビザに関してはわかりかねますので、E7ビザに関してのみ書きたいと思います。

就労ビザ(E7)の審査は厳しく、ただでさえ条件が厳しいので会社がきちんと書類の準備をしてくれる所でないといけないのですが…結構会社だけが準備するには書類の量も多く、

そして会社に外国人がどうしても必要な理由等管理事務所を納得させるような内容を書かなければいけないのですが…これが結構厳しく失敗したケースも聞いた事があります。

まずE7ビザ発行の基本的な条件は以下です。

E7ビザ発行条件

‐就職先の職種が卒業した大学の専攻と関連があり、学士以上の学位を持ち且つ1年以上の経歴がある人

‐就職先の職種と関連のある大学の専攻、5年以上勤務経験がある事
 
‐就職先の職種と関連のある大学の専攻、修士以上の学位を持っている人
 
※上の事項が免除になる特別対象者

‐韓国国内の大学、大学院卒業者で就職先の職種と関連ある大学の専攻

‐世界的に有名な大学を卒業(予定)※

‐世界的に有名な企業で1年以上専門職種の勤務経歴※

‐特定日本人ソフトウェア技術者※

(※の条件の詳細に関しては出入国管理事務所に要確認)

新卒の私は現地の大学卒業で就労ビザの発行条件に当てはまった訳になります。

私は個人的に、出来るだけ法律事務所を通して申請してくれる会社が良いと思っています。(会社側に金銭的な負担はありますが…ほぼほぼ確実なので!)

また必要書類は、私達が用意する書類はそこまで多くはありません。

E7ビザ申請必要書類(私の場合)

‐申請書
‐パスポート(コピー本)
‐外国人登録証(原本)
‐証明写真
‐卒業証明書(原本)
‐家の契約書
‐会社に準備してもらう書類複数

※私の場合はこうでしたが、通常日本の経歴でビザ発行条件に当てはまった方は経歴証明書なども必要と聞いています。

就労ビザは経歴が非常に大事だと書きましたが、それと同じくらい「大学の専攻分野」も大事なようです。

ただ周りの在韓外国人で専攻と業務内容がやや異なっていても、法律事務所を通しプロに任せてうまい事申請→ビザが下りた子もいるので、法律事務所を介してくれる会社であれば聞いてみるのをおすすめします。

私はとにかく面接の際、しつこい程に「会社はビザの発行に協力的なのか」を確かめました。

私は受かった後にビザ発行が出来ないなんて言われた事もあって、時間も無駄なので書類の時点で記載しましたがそれでも言ってる事を変えてくる会社があったり…しますTT(結構規模のある会社でもありました…)

ある会社では面接の前に電話をしたんですが「ビザ?あー…3ヵ月ごとに日本行ったり来たりするって形で前は雇ってたけどね日本人。必要なら出すよと言われてめちゃめちゃ吃驚しました…。

 

 

それ、不法ですから!

 

 

こんな会社はビザの発行の仕方すら知らないで言ってる可能性が高いので絶対に志願すべきではないです。

また、上で法律事務所に委託したらうまい事申請してくれるというような事を書きましたが、結構関連学科に関しては会社の協力&法律事務所がうまく業務との関連性を見つけて作成してくれる所もあるとかで

とにかく会社がビザ発行に協力的かどうかが一番大きいかと思います。

面接の際に「ビザ発行経験がある会社なのか」「実際にE7ビザで働いている外国人がいるのか」の確認は必須です!

韓国の就活サイト

日本にも○○ナビ等と就活サイトがあるように、韓国も同じようなサイトがいくつかあります。

その中でも有名どころと言えば二つ程あるのですが私もかなりお世話になったサイトなので紹介していきます。

SARAMIN

JOBKOREA

大体韓国の大学生はどちらかのサイト、または両方に登録してこれにプラス+大企業だと企業のホームページに求人が出るので(大体履歴書添付ではなく直接入力パターンが多い)直接志願するやり方もあるのでそれを準備する形が多いようです。

結構周りはJOBKOREA派が多かったのですが、私は圧倒的にサラミン派でした!

履歴書がこのサイトで作れるようになっていて、オンラインで志願する形になるのですが、私はサラミンの履歴書の方が作りやすかったのと見やすかったです。

ただやっぱり企業によっても好みがあるようで、どちらかにしか求人を出さない企業も多かったので両方で見ておくに越した事はないと思います。

そしてこの2つと同時に見ておくと良いのが、

KONEST

在韓日本人なら一度はお世話になった事があるであろうコネストですが、コネストで求人を見るメリットは日本人用のサイトに求人を出している=日本人を求めている求人なので、

サラミンやジョブコリアで「外国人でもOKな求人」を探すよりは圧倒的にこちらの方が確立は高まるという部分です。

ただ見ていて思ったのですが、怪しい求人もかなり多いように思いますし…日本人向けに出していてもビザ発給をする意思のない企業が思ったよりも多かった記憶があります。

韓国で「外国人」という立場で就活をしてみて、

「業務に外国人が絶対に必要で仕事のために本気で探しにきている企業」と、「待遇が悪くても働いてくれるような外国人を取ろうとする=外国人を取る事によって生じるリスクを何も背負う気のない企業」があるように思いました。

私がサラミンでもジョブコリアでもコネストでも、興味を持ったら「一度問い合わせ」をするようにすると良いと思います。(ビザ発給の件等)私もそうしていました!

 

そして更におまけで知っておくと良いのが、外国人用の就職博覧会への参加

私もこれに関してはあまり詳しい方ではないのですが…年に1,2回程ある外国人専用の就職博覧会!

私がボストンでキャリアフォーラムに参加した事は旧ブログに書きましたが、簡単に言えばそんな感じのフォーラムです。

事前に履歴書を企業に送ると、企業から合否が来て面接をこの会場で受けます。また事前に履歴書を送っていなくても持ち込みでブースで面接を受け早ければその場で就職が決まる事もあるという!

一番はやっぱり、参加企業が全て「外国人を採用する気で来てる」というのが有難いですよね。

いくつかこういったフォーラムはあるのですが、私が知っている限りでは1年に3回程でしょうか…なので私が把握していないのもあると考えるともう少しあるのかも?

事前申請が必要なものもあったり、いつ開かれるかは毎年違うみたいなのでひたすら検索をかけてホームページを見ておくとかしかないのかなとも…思います。

参加企業が事前に見れるのですが、結構小さい企業から大企業も来る事があるようです!(サムソンや航空会社等も)私は興味のある所がなかったので…結局行きませんでしたが興味のある方は一度調べてみて下さい!

 

韓国人は皆見ている!企業の口コミが見られるサイト

JOBPLANET

このジョブプラネットですが、私はこのサイトに穴が開くくらい見まくりました(笑)

現在働いてる人、又は辞めた人が口コミを残して企業を星の数で評価していて、面接を受けた人の感想や評価も見られるので志願する前、面接を受ける前に必ずチェックすべきです!

実際に福利厚生きちんとしてるのを謳ってても実際そうでもないだとかいう情報も書かれていたりします…!小さい会社だと1つも書き込みが無く、不安な所は志願をやめたり。

ある会社は凄く評価が良くて見ていたら、最近の書き込みで数件…「下の★5の書き込みは全て会社のやらせです。信じないで下さい」と辞めた社員からの書き込みがあって、怖!と思ったり(笑)

ただこのサイト、入れば誰でも見られるという物ではなく…レビューを見ようとすると、

「閲覧権を購入して全て見る」「企業レビューを作成して全て見る」「提携大学を確認し全て見る」という表示が出るのでこのどれかを行わなければ見られなくなっているようですTT

私は上の二つはよくわかりませんが、奇跡的に私の通っていたキョンヒ大学が提携大学になっていたので無料で見る事が出来ました。

在学確認のために大学のアドレスを作って登録しなくてはいけないのですが…韓国の大学在学中の方は一度チェックしてみてください!

韓国での就職で一番大事なのは「日本人らしさ」

よく「韓国で就職するには何が必要か?」「日本人が韓国で就職する時に持っておくと有利な資格は?」等と聞かれますが。

まず最低限上で書いたような、就職をするにあたって一番基本的なビザの条件に達している事、韓国企業で働くのであれば最低でも中級以上の韓国語能力が必要だと思います。(高級~であれば尚社内文化や仕事に適応しやすく尚◎)

資格は、自分のやりたい仕事に資格が有利なのであれば取るべきだと思いますし、資格があればあるだけもちろん良いとは思いますが…

韓国は特に、

就職するならTOEIC800点以下の点数なら書くとむしろマイナスだなんて言われるくらいで、3か国語かじってるなんて普通ですし、公募選の受賞歴は欲しいところ、課外活動やインターンしてないなんて有り得ないし…と求められる物が沢山有るわけですが

 

正直、企業は外国人にそこまで期待していません。

 

もちろんスペックが良ければ良いですし、一部の大企業ならわかりませんが、私が就活をしてみて個人的にはそう感じました。

それよりももっと大事な事。

そもそも外国語の資格が満点の韓国人がゴロゴロいる中、何故わざわざビザが必要な外国人を雇うのかって、

それだけその業務には完全ネイティブレベルの外国語が必要でその国に対する理解が必要な業務だからです。

そしてビザ申請の際に、何故わざわざ外国人がこの業務をやる必要があるのかを明確に説明がつかなければいけません。

ですから何より、

「母国語能力と母国への理解」が一番大切だと思います。

少し話がずれてしまうかもしれませんが、私がいつも聞かれる度に答えているこれ。私は本当に外国語が上手な人は言語の切り替えがしっかり出来ると思っていて、

韓国語が伸びれば伸びる程日本語もしっかり区別して話せなければいけないといつも思っています。

私もよく混ざるし、段々韓国的な表現が混ざるようになってきてそれを出来るだけ直すのを意識して話すようにしていますが…韓国で韓国人が出来ない役割を日本人がするとなれば「日本人らしく」いなくてはならないのです。

私は随分若くで韓国に来て…

長い人生で見ても、視野も行動範囲も広がり色んな経験をする事になる大学生活を韓国で現地の学生たちと送り、こちらの文化にかなり適応したわけですが…

会社によっては強みにもなりますが弱みにもなり得る部分だったと思いますね。実際に「本当に日本人の感覚を忘れていないか?今から適応出来ますか?」と聞かれた事もあります。

職種によって変わるかと思いますが、最低限これらが就職する上で一番大切だなと思いました!


今日の就活記事はここまで!韓国就職を考えてる人の少しでも役に立てばと思います!

この続編記事として

日本人の就職しやすい職種、面接編、履歴書について
私こりあゆの韓国で就活中びっくり体験談

の記事を予定しています。

誤った情報のないように、そして出来るだけタメになるように何度もリライトしたりしているので時間がかかりますが、少しだけお待ち頂けたら嬉しいです。

それからYouTubeの動画の方も、良かったらご覧ください~韓国での会社員生活のVLOGをちょいちょいあげています♥

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 




ABOUTこの記事をかいた人

こりあゆ。1993年6月11日生まれ。海外生活7年目、韓国生活6年目。2009年冬16歳の頃、韓国語を独学で勉強し始め半年後高校の夏休みを利用し1カ月短期留学。それからも独学で中高級まで終わらせ、高校卒業後18歳で渡韓。2012年9カ月間延世大学語学堂に通い卒業、2013年キョンヒ大学に正規入学し文化コンテンツ学専攻。夏休みを利用しフィリピン短期留学や、大学を休学しカナダ留学を経て、現在韓国で4回生をしています。