みなさんこんにちは、こりあゆです!
さてこの記事は、一昨年くらいからずっと書こうと思っていた記事なんですがやっと…手をつける事が出来ました…!(遅)
この記事を見にきて下さった方の多くは、私のYouTubeを見てきて下さった方が多いのではないかと思います。
偶然入ってきた方も、まずは上のYouTubeを見てからこの記事を読んでいただけると、私がどうしてこのビザを取得するに至ったのかなどわかりやすいかと思います!
簡単にだけ経緯を説明すると、実は私は大学卒業時からずっとこの「居住ビザ」の取得を狙っていました!
自由な働き方がしたいなという考えから、色々当時調べていたのですが、外国人として韓国で暮らしていると、どうしてもビザによる制限ってつきものなんですね。
そんな中今回のテーマである「居住ビザ」は比較的、結婚や永住権などを除いたビザの中では韓国人と似たような条件で韓国に住むことが出来るビザだということを知ったんです。
そこで一昨年から準備し、実は1年ちょっと前に取得に成功していまして!
今回はビザ取得に必要だった書類や、出入国管理事務所での出来事など、経験談を綴る記事にしたいと思っています。
ただ、この1年でまた少し条件が変わっているので…管理事務所の方に直接電話するか、
私が調べていた頃は日本語での情報がほぼ無かったのですが今はちょいちょいあるようなので別途でも調べて頂くのが確実だと思います><
居住ビザ(F2)ってどんなビザ?
私が取得したこのビザはF-2-7という「点数制」のビザにあたります。
上でも書いたようにこのビザは、簡単に言えば韓国に暮らす外国人が、学業も就業も少ない制限で出来て自由に韓国に住むことが出来るビザになります。
韓国で正社員として就職をした際に会社から発給してもらえるビザはE7ビザというビザなのですが、退職をしてしまうとビザが失効してしまうので、転職や退職がしにくい部分があるんですね。
その点この居住ビザは、転職する際時間がかかっても、退職をしてもそのまま韓国に住むことが出来、学校に通うことも可能。
動画でもお話したように、フリーランスとして韓国に滞在する事も可能なんです。
そのため、申請条件を満たし次第すぐにこの居住ビザに切り替えようと大学卒業時から決めていました。
私のような純日本人が、ビザの制限なしに韓国にいられるというのは本当に夢のような事なのでこのビザ非常に有難いんですが、その分申請条件が結構難しかったりします。
申請条件
D5~D9、E1~E7(専門職、準専門職)、D2、D10(大学院卒業をした人のみ)が該当されるそうで、これらのビザを持っている人の配偶者も申請出来る??と聞きました。(色々条件ありそうですが)
私の場合E7ビザを取得していたので、E7ビザで1年以上働くと申請出来るという条件がまずありました。
そのため、ビザが発行された日から1年ぴったりくらいの頃を狙ってすぐに申請してきました(笑)
ただし上の条件は申請出来る「基本条件」であって、申請は点数制のため、
指定の点数表に沿って年俸や韓国滞在年数、韓国での学業歴、TOPIK、ボランティア経験、等々計算し、80点以上であれば居住ビザの申請が可能です。(2021年現在若干変更があったそうです)
ただ、私は点数さえ超えていれば申請出来ると思っていたのですが…
周りを見ているとどうやらTOPIKがない等、長く滞在するのに必須で必要な能力がないと判断された場合は高得点でも申請が拒否されるようですので注意!
そして年俸も基準である年俸が常に変更になっているみたいで、あまりに低い年俸だと申請出来ないとかもあるみたいです…
点数表は、Hi Korea に載っているので見て頂けたらと思いますが結構こっちで大学を出ていてもギリギリで、社会統合プログラムに助けられました。
この授業を聞くことで点数が10点も稼げるので、申請する人は殆ど受講してるんじゃないかなと思います…!
私はいつか申請する居住ビザのために、大学卒業後に就活しながらこの授業を聞きました。今は有料化されたという話がありますが、このころは無料だったので…良かったです…w
貰える年数
貰える年数は、上の点数表の点数だったり年俸だったり色んな部分が考慮されて決まると聞きました。(はっきり基準は公開されていないようです)
少なくて数か月、基本1年、最長で5年と本当に人によってかなり差があるようで。
数か月とか、嘘だろう…⁉という感じですが、実際に回りにもちゃんと数年働いていてこっちで大学も出てるのに数か月しか発給されなかった…という子もいれば数年出た子もいて、必ずしも年俸とは比例しないんじゃないかなと私は思っています。
そして2021年現在ではまた何か変わっている可能性もあると思います。
私はというと、3年付与されました!
が、1年にされそうだった経験談が下にあるので良かったらどうぞ…!w
申請に必要な書類
以下の書類はあくまでも1年半くらい前に取得した「私のケース」で、ビザや人によっては書類が異なる可能性があるので、必ず事前に1345で確認する事をおすすめします。
私の場合はE7からの申請だったので、自分で用意する書類と会社が用意する書類とがありました。
自分で用意したもの
①申請書
②パスポート
②外国人登録証
④証明写真(パスポート用、最近撮ったもの)
⑤卒業証明書(念の為、大学のものと語学堂のもの)
⑥TOPIK成績証明書
⑦社会統合プログラム修了証書
⑧オフィステル契約書(住所確認のため)
⑨手数料13万ウォン
⑩点数表(Hi Koreaから出力した点数表に点数を入れて持参)
証明写真は最近のものがなくて、1年くらい前のものを持っていったらバレました(当たり前)、そしてその辺の機械で適当に撮るはめになったので皆さんはしっかり準備していきましょう!w
語学堂の卒業証明を持っていったのは、点数表で語学堂を出たら点数が少し追加される部分があったので、証明になるかなと持っていきました。
会社に発行を依頼したもの
①年俸契約書
②雇用契約書、雇用活用契約書
③사업자등록증
④부가가치세과세표준증명
⑤고용보험가입자 명부
⑥근로소득원천징수영수증(원본/사본)
確かこんな感じだったかと…思いますが、雇用活用契約書はあっても無くても良かったのかもしれませんが、必要な国籍の方もいるそうです。
私は必要だったかわからないですが、私の会社ではこのビザが通った前例がアラブ圏の方でしかもたった1人しかいなかったので、なぜわざわざ日本人を雇わなきゃいけないのかを証明するために、業務内容を私が書いて会社に書類として作ってもらうという過程を設けました!
いざ申請!出入国管理事務所にてちょっとしたトラブル発生
申請の日…ずっと前からこのビザの申請を心待ちにしていたというのもあって、かなり緊張していました(笑)
いざ出入国管理事務所へ!
出入国管理事務所の窓口の方の対応…本当に人によって全然違うということをこの9年間の経験から知っているので、
お願いだから優しい人に当たってくれ~~と思っていたところ、とっても優しそうなお姉さんに当たりました。
これ、物凄い奇跡なんですよ!!!超感謝!!!!!!
準備した書類を全てとりあえず渡すと、いくつか「これはいらないですね」と言われた会社の書類がありましたが忘れました(すみません…w)
提出した書類を1つ1つ丁寧に見ていく窓口のお姉さん。この瞬間が緊張なのです。
順調に思えたその時。
窓「条件は全て整っているので発行は出来るんですけど、1年しか出せなさそうです。」
ワイ「え、何でですか!何か足りないですか…」
窓「근로소득원천징수영수증、最近の数か月のものがないので、ここ数か月の所得の額がわからないんですよね」
ワイ「私このビザのためにこの日を心待ちにしてたんです(ガチw)、何か方法ないですか…書類追加で送ったりしたらだめですか…3年貰えないと意味ないんですぅお願いしますお願いします(涙)」
窓「(笑)気持ちはわかりますけどね~そしたらこの書類、今日の17時までにFAXで送ってもらえますか?とりあえず今は1年で受理しますが、追加書類を見て確認後、3年に出来るか判断します。」
ワイ「あぁあああああああぁああカムサハムニダカムサハムニダ!!!!!!」
という、これ本当に出入国管理事務所でのやり取りかよってくらい取り乱してしまったワイ…失礼しました…
さあ、速攻で会社に電話。
会社の担当者の人には「3年絶対貰ってくるぜ!」と意気込んで来ていたので、この話を聞いて「なぬぅ!今すぐ送ったるわ!」と秒で書類を準備して対応してくれました…本当にあの時の感謝は忘れません……
そして数十分後、出入国管理事務所の方から電話が。
窓「書類確認出来ました~問題なさそうなので、3年付与で受理しておきましたよ^^」
お姉さぁあああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(涙)
本当に、周りの色んな人の助けがあって無事3年発行してもらえたのでした。
結構窓口の人によっては理由も言われずに、受理出来ません~だめです~と言われることもあるので、そこでぐいぐい何でダメなのか聞いたりしてると追加書類でOKになるという事もあったりするので!
諦めずにぐいぐい行ってみるのも1つの方法…です←
実はこのビザを申請した次の日、コロナの件で「ビザの発行難しくなりますよ」のニュース記事が出ました。
もちろん居住ビザだとか今住んでいる人は例外だったわけですが、当時はビザがはく奪!?なんて色んな憶測が飛び交っていた時期で、まだはっきりと在韓日本人への対応も何も出ていなかった時だったので、
もしこの申請が1日、2日遅かったら…状況が状況だったので受理されていなかったかもしれないなあと思いました。
早く日本のみなさんも韓国旅行に来れて、私のような在韓日本人も一時帰国がいつでもできるような日常が戻ることを祈ってます。。
それではみなさん次の記事でお会いしましょう、さらば!
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